書名 神メモ
著者 原 邦雄
発行所 すばる舎
発行年月日 2021.08.18
価格(税別) 1,400円
これで読むのをやめようかと思っちゃったよね。そんな打出の小槌か魔法の杖があるわけないというのが,まともな大人の常識というものだから。あ~ぁ,と思いながら,でも読み始めましたよ。
● 以下に転載。
メモは「人から聞いた話」を書くものではありません。メモは「自分が行動する内容」を書くものなのです。(p8)
人は,目に見えないものを不安に感じます。(中略)お化け屋敷も,電気がついたら途端に「なんだ,バイトのお兄ちゃんじゃないか」となるでしょう。正体がわかれば不安は消えるのです。(p34)
メモは1日に,A4サイズの紙1枚のみとし,2枚,3枚と増やすことはしません。(中略)1枚のメモに書くのは,項目や概要のみで十分。(p39)
私は,メモにはキーワードだけを書き,詳しいことは Chatwork や Facebook Messenger など,別のところに残しています。メモを見て「詳細を確認したいな」と思ったら,それらを開けばいいのです。(p41)
ここで二度目の “あ~ぁ” を感じてしまったよ。何だよ,それ。
メモを1枚にするというだえでは,実は不十分。最大限に活用するためには,「毎日新しいものに書き換える」という作業がとても重要です。毎日「最新のメモ」を持つようにするのです。(p42)
私は実現してほしい未来について,あたかも実現したかのように Facebook で日記を書いて投稿したりしています。この “未来投稿” には「まだ起きていないことを,すでに起きたように脳に錯覚させることで,現実化させる」という目的がある(p51)
はい。このあたりでホントにこの本を投げ捨てようかと思いましたが,我慢して先に進みましたよ。
成功している人は例外なく,驚くような失敗を経験しています。しかも1回や2回ではないのです。(p63)
● このあたりで限界。この後はパラパラと最後までページをめくって終わりにした。
