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2017年4月27日木曜日

2017.04.25 松宮義仁 『A6ノートで仕事を超仕組み化しなさい』

書名 A6ノートで仕事を超仕組み化しなさい
著者 長谷川慶太郎
発行所 徳間書店
発行年月日 2009.09.30
価格(税別) 1,400円

● 巷間有名な(でもないのか)「PDCAサイクル」に替えて「LDSPサイクル」を提唱。PDCAは「Plan-Do-Check-Act」。それに対してLDSPは「Learn-Do-See-Plan」。
 PDCAというのは,ぼくも社会人になった初期に研修で聴いたことがあるけれども,最初にP(計画)があるのには違和感があった。その対象について知るところが皆無の状態で,どうして計画を作れるのかってこと。

● それに対して著者が出した解答がLDSPで,まずはL(学習)があり,実際にやってみて,その結果と過程を評価する。この場合の評価は二度目の学習だという。評価だからSeeなんだろうけど,二度目の学習という意味でStudyであるとも言っている。
 で,最後にP(計画)があり,以後はそのサイクルを回していく。

● が,こうしたサイクル論に惹かれないのはどうしてなんだろう。なるほどねとは思うんだけど,実際にやってみようとは思わない。めんどくさそうだからかね。

● ちなみに,本書にはA6ノートの話はほとんど出てこない。

● 以下にいくつか転載。いずれもサイクル論とは関係ないもの。
 「仕組み化」というと,一つの決まりきったやり方を作りあげて,後はそれを未来永劫,続けていけば良いといった印象があります。しかし,それは夢物語であり,一度つくったらおしまいなどということは,特に,ビジネスの世界ではまずありません。(p1)
 一言で言うなら,世代間ディスコミュニケーションが進み,同世代だけが集まり,世代が異なると,まったく情報が交換されないということです。(中略)勢い,つい本だから知識を得て,「知るだけで満足する」という傾向(勉強本ブーム)が進んだのも同じ背景があるかも知れないと思います。(p71)
 読書にもいろいろありますが,サイクルを回すための「学習」にとってもっとも効果的なのは「同ジャンル多読」です。(p121)
 行動することで成果を出す人,出せない人の違いは,完璧を求めるか,求めないかにあります。「完璧な計画」を立てようとする人よりも,「不明確な計画」,計画は完璧ではないけれども,まず行動に移している人,そういう人のほうが,結果的に成果を出していることが多いのです。(p133)
 タスクを整理するために,「ToDoリスト」もよく使われますが,(中略)これは行動の先延ばしでしかありません。スケジューリングができないからです。束の間の心理的な安心感が生まれるだけで,結果的には「できないことリスト」になりがちで,かえってストレスになってしまいます。(p138)
 個人の場合は,誰かに「教える」ことが,最高のフィードバックを得る方法です。教えることで自分の記憶にもしっかり刻まれ,内容も人に説明する機会が増えるほど,ブラッシュアップされていきます。(p152)

2017年3月13日月曜日

2017.03.13 松宮義仁 『ソーシャル人の仕事術』

書名 ソーシャル人の仕事術
著者 松宮義仁
発行所 日本能率協会マネジメントセンター
発行年月日 2012.12.10
価格(税別) 1,500円

● 仕事術というより,上手なSNSの使い方の指南書。松宮さんはこの手の本をいくつか出しているけれども,本書のその中の一冊。

● 次のようなことが書いてある。
 それは「フェイスブックを嫌になるまでやってみる」ということです。(中略)ひと通りやりつくすと違う世界が見えてくるものです。いいことも悪いことも経験して初めて,自分の性格やライフスタイルにあった使い方が分かるのではないでしょうか。 とにかく,少しでも面白いなと思い始めたら,どっぷり浸かって,はまってしまうのが一番。(p32)
 リスクを恐れるあまり,「社員のフェイスブックは使用禁止」というルールを定めてしまう会社もあるようですが,これでは,「社員のことは信じない,教育することも放棄しました」と言っているようなものです。(p46)
 理想の更新頻度は,やはり「毎日」です。毎日投稿できるだけのネタの確保と更新計画があってこそ,多くの人に見てもらえるページになります。(中略)フェイスブックをはじめとしたSNSは「今」を伝えるツールです。放置するぐらいなら,やらない方がマシといえるほど,更新・メンテナンスが重要な作業になります。(p48)
 「世の中は自分のためにお金を出して実験してくれている!」 これは経営コンサルタントの石原明氏の言葉ですが,ツイッターでライバルの調査をしていると,まさにこの言葉どおりだと感じます。(中略) (ツイッターの)「リスト機能」では特定の人たちをリストに入れてツイートをまとめて表示させることができます。(中略)フェイスブックではカバーできないリアルタイムな情報を,まるで自分専用の週刊誌を読むような感覚でつかむことができるのです。(p81)
 相手に友達になってもらうお願いする前に,まずは「あなたに興味があります!」という気持ちを,いいね!やコメントという行動で相手に見せること。(p137)
 自分が何のためにソーシャルをやっているかをはっきりとさせることです。SNSで活動する「WHY」をしっかり固めれば,どんな風に伝えるか(写真選びや文面の作り方など)という「How」が決まり,それによって実際何を投稿するのかという「What」も決まってくるでしょう。(中略)自分も含め,「誰」の「どんなことに役立ちたいのか」といったことを明確にしていくことが,よりよい「WHY」を見つけるきっかけになります。(p153)
 日本一の高さを誇る富士山は,誰もが覚えていますが,二番目に高い山を覚えている人はほとんどいないでしょう。むしろ,日本全国で二番目に高い山より,自分の住んでいる県で一番高い山の方が覚えられているほど,二番は影が薄いものなのです。(中略)名もない個人であればこのランチェスター戦略のように,「一点突破」を目指すべきだといえるでしょう。 狭い範囲でも「一点突破」を目指し,その次に拡大のフェーズに入っていくのが正しいステップです。(p159)

2016年11月22日火曜日

2016.11.21 松宮義仁 『世界一受けたいソーシャルメディアの授業』

書名 世界一受けたいソーシャルメディアの授業
著者 松宮義仁
発行所 フォレスト出版
発行年月日 2012.03.14
価格(税別) 1,500円

● 訴求力のあるタイトル。テレビ番組から拝借してきたんだろうけど,テレビ番組のタイトルはさすがによく考えられているものが多いんでしょうね。

● 本書はソーシャルメディア(主にはフェイスブック)をビジネスに使いたいと考えている人に向けて書かれたもの。
 読む人が読めば,参考になるところがたくさんあるのだろう。もちろん,ビジネス抜きでフェイスブックを使いたいと思っている人にも,参考にできるところはたくさんあるだろう。

● 以下にいくつか転載。別の著書からすでに引いているものもあるけれど,かまわず転載。
 ソーシャルメディアを使っている以上,影響力を高める目標から逃れることはできません。なぜなら,友達とのやり取りだけの問題ではなく,影響力の弱い人はフェイスブックを完全に使い切ることはできないからです。(p6)
 総務省の情報流通インデックス統計というものがありますが,それによるとここ10年で情報量は約280倍も膨れ上がっています。そして,その99%の情報は処理されていないそうです。つまり,影響力の強い人の情報だけが収集され,共有されるのです。(p7)
 フェイスブックは「いいね!」というあくまでも「共感」の気持ちで押された1クリックを「クチコミ」に変える仕組みを実現してしまいました。これこそがフェイスブックが成功した最大のポイントだとあたしは考えています。(中略)「シェアされなくても情報が広がる」のがフェイスブックを使うメリットなのです。(p26)
 最初にやるべきことは,大きな輪に加わることではなくて,自分の輪を小さくても良いから作ることなのです。(p99)
 リアルとネットをつなげるのがソーシャルネットワークです。「ネットはバーチャル」なんて言葉は完全に古いと言わざるをえません。(中略)ネットで暴言など吐いていると,噂が巡り巡って会社の評判も落とすことになりますし,いきなり解雇なんて話も今後は続々と出てくるでしょう。(p104)
 情報が溢れかえっているソーシャル時代だからこそ,信頼できる人物からの情報というのが大いに役に立ちます。無駄な時間を使わないため,間違った情報に踊らされないためにも,ジャンルごとに信頼できる「キュレーター」を持つことはとても大切です。(p137)
 フェイスブックのソーシャルプラグインを使うと,「いいね!」ボタンや「コメント欄」を自分のブログにも設置することができ,ただのブログがあたかもフェイスブックと連動して一体化したようになります。(中略)中心となるブログにはソーシャルボタン,いわゆる「いいね!ボタン」「リツイートボタン」「+1ボタン」を設置しておくことがとても重要です。(p168)
 でもって,そのためにはワールドプレスのサービスを使うといいと痒い手が届く紹介も。 同じジャンルの本を10冊も読んで,しかも人に解説すれば,あなたのそのテーマに関する知識レベルは,恐らくセミプロ級ぐらいまでにはなっているでしょう。(p206)
 大事なことを1つつけ加えておきます。それが「リアルタイム感」です。そもそもソーシャルメディア自体がリアルタイムメディアであるので,あたり前の話ではあるのですが,ここは強く意識して「演出」していくことが大切です。(p210)
 ネットで陰口を叩いたり,ネガティブな発言をする人の活動時間帯は,だいたいが夜から夜中にかけてが多いです。(中略)夜遅くにフラフラしているから,変な人に遭遇してしまうのであって,主な活動時間帯を朝に変えるだけで,出会える人のレベルがまったく違ってきます。(p242)
● クラウトスコアというのがあるんだそうですね。
 あるコンサルタントの方が,ツイッターのフォロワーが10万人以上いると常々自慢していたのですが,クラウトの「True Reach」を確認してみると,実際には2000人程度にしか情報が届いていないことがわかってしまった,というようなことが起きています。(p68)
 自分の数値も調べることができる。ぼくは調べていない。調べるまでもないからね。

2016年7月5日火曜日

2016.07.03 松宮義仁 『日本人のためのフェイスブック入門』

書名 日本人のためのフェイスブック入門
著者 松宮義仁
発行所 フォレスト出版
発行年月日 2011.01.15
価格(税別) 900円

● 本書が発行された時点では,フェイスブックは日本ではまだ発展途上だったようだ。このあと,急激にユーザー数を伸ばした。
 ぼくのフェイスブック利用は今年になってから。ぼくが使うようになったということは,そろそろ頭打ちということか。

● 以下に転載。
 専門性ではなく,「人物として知っているかどうか」が重要になってきているのです。そういう意味でも,フェイスブックの人を基準としたシステムは,理にかなっています。また,ツイッターやフェイスブックを使うようになると,情報は検索しなくても,ストリーム(流れ)で勝手に目に入ってくるようにもなります。(中略)最新情報が,知っている人の言葉で,どんどん飛び込んでくるようになってきているのです。(P30)
 多くの人は隠すメリットよりも,情報を公開して,よいよい「つながり」を得るチャンスを求めているのです。時代は匿名の気軽さよりも,実名の安心感を求めてきているのでしょうか。(p50)
 成功者は,何かをやろうとして努力する人を助けたくなるようです。行動を起こして,そして試行錯誤する中でしか,成功できないことを知っているので,行動を起こす前から,あれこれ悩んでいるような人は,相談してもあまり相手にしてもらえません。(中略)彼らにメッセージを送って,反応を得るには,多くの場合は,あるものが必要となってきます。それが「影響力」です。(p60)
 多くの場合は,自分から申請していかなければ,友達は増えていきません。(中略)友達を増やすことが,ソーシャルメディアの醍醐味のひとつですので,気になる人がいたら積極的に申請を出していきましょう。(p69)
 私がおすすめしている考え方は,「友達申請は名刺交換」のようなものだということです。(中略)1日30人ぐらいのペースで名刺交換をして,最初の1ヵ月で1000人を目指してみてください。そこからがフェイスブックの本当の楽しさが見えてくるかと思います。(p72)
 他の人が「いいね!」ボタンを押すことによって,相手のウォール,相手の友達のウォールにまで,情報が流れるのです。ツイッターでいうリツイート(RT)ですが,この情報が流れる量と被リンクであるという重要性はツイッターの比ではありません。この仕組みを知った時は,本当にカルチャーショックを受けました。(p76)
 「いいね!」を押してもらいたかったら,先に「いいね!」を押す。これだけです。(p78)
 自立とは,最低限のクリック数を自分の影響力で生み出せる状態のことです。「いいね!」の数でいえば,目安は平均「5」ぐらいでしょうか。(p108)
 私はファンページの使い方を尋ねられると,「ブログのように使ってください」ということにしています。ブログも最初は1つだけで運用を開始するのですが,カテゴリー分けでは対応しきれなくなって,専用ブログに枝分かれしていきます。私が伝えたいのは,あのイメージなのです。(p114)
 通常ブログは自分が更新しなければ,停滞したままになってしまいます。しかし,ファンページは文字どおり,「ファン」を巻き込むことで,管理者が更新しなくても,ファンが勝手に更新してくれる媒体ができ上がってしまうのです。(p116)
 「ペース&リード」とは,相手のペース(調子)に同調して,徐々にこちらのペースに移行させることです。これはすべてのコミュニケーション,ビジネス,人間関係でも使える考え方であり,もちろん,フェイスブックをはじめとするソーシャルメディアでも重要な考え方になってきます。(p145)
 ネットとリアルの垣根をなくしてしまうのがフェイスブックです。ネットのことをバーチャルなんて言ってたら,もう完全に時代遅れです。(p193)

2016年6月12日日曜日

2016.06.05 松宮義仁 『本当はココが知りたかった ツイッターの教科書』

書名 本当はココが知りたかった ツイッターの教科書
著者 松宮義仁
発行所 徳間書店
発行年月日 2010.06.30
価格(税別) 1,400円

● 今年になってからツイッターとフェイスブックを始めたオレ。まともに使えているのかどうか疑問。
 っていうか,どうしたって使い方は自己流にならざるを得ないものだろうし,自己流でいいんだと居直るのが賢明というものだ。
 と思っているんだけど,それにしてもツイッターにしろフェイスブックにしろ,ツールとしての可能性(できること)をどこまで把握できているのか。

● で,本書のような指南書を読んでみるのだが,指南書にも自分にとって向くものと向かないものがあるのかもしれないな。
 前に読んだ樺沢紫苑 『ツイッターの超プロが教えるFacebook仕事術』が自分には向いているかもしれない。

● 以下にいくつか転載。
 わたしの2冊目の本も,わたしのブログから執筆依頼が来て実現した本です。ネットワーク上のソーシャルメディアから,現実の強い人間関係が生まれるということは,今や珍しいことではなくなっています。こういうきっかけは,ツイッターではダイレクトメッセージからやってくることが多いという話です。(p59)
 こちらからフォローしに行くことで,初めて自分以外の人のツイートを含むタイムラインが生まれるのです。フォローしようと積極的に動かないかぎり,それこそいつまでも誰も聞いていない「独り言」をつぶやき続けるだけです。(p70)
 ツイッターはディベートなどには似合わないというのは,一つのツイートの前後の脈絡,文脈がタイムライン上だけでは,まったくわからないことが多いというのが一つの理由です。(p81)
 週刊誌の編集長になったつもりで,読みたい記事を書く著者,ライターさんを集めるつもりでそれにふさわしいツイートをしている人をフォローするようにすれば,そこにはやがて人と人とのつながりも生まれてくる可能性があります。(p93)
 あなたの「主張」を押しつけるのではなく,相手=フォロワーが知りたいと思っていることに焦点を当ててツイートする(p109)
 ツイッターのRTは,量的な到達量においてほとんど大部数のメールマガジンに近い効果を発揮する強力な「メディア」と言っていいと思います。しかも,リツイートされたということは,「質」が保証されていることでもあります。(p119)
 この「変更のしやすさ」は,ウェブ上のメディアの,ほとんどすべてにあてはまることですが,それは言い直しがきくという以上に,コストをかけずに,さまざまなテストを知恵をしぼって積極的に繰り返すことができるということなのです。(p130)
 この「公開」されているということを意識して,他人の目(耳)を生かして「強み」を確認し,テストしていけるということを気づかせてくれるメディアは,これまでなかったと思います。(p145)
 「自己紹介文」は,企業アカウントのものが参考になります。さすがに過不足なく自分が何であるのか,何を提供できるのかなどが,明快にまとめられていることが多いからです。(p149)
 他人を傷つける言葉,ネガティブな言葉を口にすることで,本人の意識しないところで,それを目にした多くの人に悪影響を与えている場合があります。(p166)