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2018年9月19日水曜日

2018.09.19 松尾たいこ・江國香織 『ふりむく』

書名 ふりむく
著者 松尾たいこ:絵
   江國香織:文
発行所 講談社文庫
発行年月日 2010.09.15(単行本:2005.09.15)
価格(税別) 419円

● この絵本は二度目。

● 松尾たいこさんの絵が先にあって,その絵を見て,江國香織さんが文章を付けた。作家の「妄想力」に驚くためにある。
 桜の下にたたずむ犬の絵に,「もうお目にかかりません。でもすこしだけ,誰かのものになれてうれしかった」。
 男でもいるかな,こういうイメージを思いつける人。

2015年9月23日水曜日

2015.09.21 松尾たいこ・江國香織 『ふりむく』

書名 ふりむく
著者 松尾たいこ:絵
   江國香織:文
発行所 講談社文庫
発行年月日 2010.09.15(単行本:2005.09.15)
価格(税別) 419円

● 巻末の解説は永江朗さん。そこでも解説されているけれど,まず松尾さんの絵があって,そこに江國さんが文章を付けている。

● したがって,読者である自分もまず絵を見て,自分だったらその絵からどんな妄想を得て,それをどんな文章にするだろうかとチラッと考えてから,文を読んでいくことになる。
 で,たいていの場合は,何の妄想も得られないわけだ。「作家の想像力というか妄想力には驚かされます」(p54)という結果になる。

2015年1月11日日曜日

2015.01.11 江國香織 『デューク』

書名 デューク
著者 江國香織(文)
    山本容子(画)
発行所 講談社
発行年月日 2000.11.01
価格(税別) 1,000円

● 可愛がっていた犬(名前はデューク)が死んでしまった。泣きながらバイトに出かけた21歳の女性が,電車の中で19歳の少年に出会う。
 1日をその少年と過ごす。犬が少年になって,今まで愛してくれてありがとう,ぼくも愛していたよ,と告げに来たのだった。
 ごく短いお話。

● 思いだした。小学生のとき,友人から子犬を譲り受けた。両親に飼ってもいいかと訊かずに。
 うちに来て,数日後にはぼくになついてくれた。学校から帰ったぼくを迎えて嬉しそうに,あるいはホッとしたように,ぼくを見あげた。あの表情は忘れない。給食の残りのパンをあげた。クンクンしながら食べた。

● が,親がその子犬をどこかに捨ててしまった。ひょっとすると,それがぼくのどこかでトラウマ(というと,大げさか)になっているかも。
 その後,動物を飼おうと思ったことはない。

2013年8月22日木曜日

2013.08.21 江國香織・いわさきちひろ 『パンプルムース!』

書名 パンプルムース!
著者 江國香織
    いわさきちひろ(絵)
発行所 講談社
発行年月日 2005.02.23
価格(税別) 1,300円

● これも数年前に見ている。児童向けの江國さんの文章に,いわさきちひろの絵を配している。

● こういう文章,書いて見ろといわれても絶対に書けない。おそれ入谷の鬼子母神。と,お茶を濁すしかない感じ。

2013.08.21 江國香織 『江國香織詩集 すみれの花の砂糖づけ』

書名 江國香織詩集 すみれの花の砂糖づけ
著者 江國香織
発行所 理論社
発行年月日 1999.11
価格(税別) 1,500円

● 数年前に一度読んでいた。いたっていうのは,そのことをまったく憶えていなかったからで,このあたりが詩との相性がよろしくないことを表しているかもしれない。
 とはいっても,読んだことを忘れて同じ本を買うってのは,何度もやっていて,詩集に限ったことじゃないんだけど。

● 生理に忠実というか,奔放というか。その背後の韜晦も含めて,女はかくの如き生きものだったのかと驚く。というには,こちらもだいぶ長く生きちゃってるんだけど。
 でも,この人,普段の生活は,いたって穏健?なのかもな。

● 2つばかり転載。

   あなたは私の子どもでもつくるべきだったのであって
   子どものあたしに手を出すべきじゃなかった
                            (箴言 p40)

   私をうしないたくない
   と
   あなたはいうけれど
   私をうしなえるのは
   あなただけだよ
   ・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・
   びっくりしちゃうな
   もしかしてあなた
   私をうしないかけているの?
            (うしなう p53)