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2014年4月22日火曜日

2014.04.19 ベルンハルト・M・シュミッド 『世界のポスト』

書名 世界のポスト
著者 ベルンハルト・M・シュミッド
発行所 ピエ・ブックス
発行年月日 2010.12.06
価格(税別) 1,800円

● ここでいうポストとは,郵便ポストではなくて(それも少しは登場するが),個人宅の郵便受けのこと。こういうものに目をつける人がいるのだな。

● 郵便受けまではなかなかメンテナンスが行き届かない。メンテナンスの対象に含めるという発想が(少なくとも,ぼくには)ない。だいたいが屋外にあって,風雨にさらされている。
 したがって,朽ちるのも早い。朽ちたままにされる。それがまた味を出すんだね。何の変哲もない郵便受けなのに。

● 粗末なのが多い。機能一点張りっていうかね。どの国でも金属製が多いけど,木製のもある。
 中には,お金持ちの邸宅なんだろう,ライオンの顔が彫られたブロンズ製と覚しきものもある。

● ただ,郵便を楽しみに待つという生活は過去のものになりましたかねぇ。個人の信書なんて郵便物の中にどれほどあるんだろうか。たいていは企業からのダイレクトメールか,銀行の残高通知書だもんな。
 そんなこともあって,郵便受けはいよいよないがしろにされているのではあるまいか。

2014年4月21日月曜日

2014.04.19 ベルンハルト・M・シュミッド 『新 世界の家』

書名 新 世界の家
著者 ベルンハルト・M・シュミッド
発行所 パイ インターナショナル
発行年月日 2011.09.01
価格(税別) 1,800円

● 写真として絵になるような住宅と背景が選ばれている。童話の絵本に描かれているような家が実在するんだね。
 中には,ここじゃ水害で簡単に流されちゃうだろうよとか,いくら何でも防風林が必要じゃないかと突っこみたくなるような家もある。

● おしなべて,人が住む家というのは,小さくてみすぼらしいものだとわかる。「教会」と比べると,その差が際立つ。人の住まいと神の住まいの格差,かくのごとし。

● いわゆる豪邸もいくつか収録されている。でも,普通に住むなら,適度な狭さというのは絶対条件だ。広すぎる家よりはアパートの方がいい。豪邸を建てようとするのは,「脳なし」がやることだとぼくは断じて憚らない。って,力むほどのことでもないけどさ。
 人が住む家は小さくていいのだ。小さい方がいいのだ。掃除も楽だし,機能性も高まる。あんまり機能性を高めて航空機のコックピットのようにしちゃっちゃ息苦しいけど,適度な狭さを欠いた家に住むのは,ストレスが多そうだ。