書名 ビジネスパーソンの街歩き学入門
著者 藤巻幸夫
発行所 ヴィレッジブックス
発行年月日 2010.12.10
価格(税別) 1,200円
● 街を歩くといっても,ただ道路を歩けばいいというわけではない。気になるお店があったら入ってみるのだし,美術館があったら立ち寄ってみるのだ。
レストランや食堂やホテルも同様だ。街にあるものをそっくり自分のフィールドにせよと説いている。
● となると,文字どおりに街を歩くのでなければならない。田舎じゃダメだ。極端な田舎ならまた別かもしれないけれども,普通の田舎をいくら歩いても仕方がない。
そこには,セレクトショップも駅ビルも美術館もレストランもホテルもないだろうから。
極端にいうと(極端に言わなくてもか),東京じゃないとダメだ。
● 以下にいくつか転載。
僕が美術館を訪れる一番の目的は,感性を磨くためだ。文化や芸術を鑑賞することは,確実に感性を刺激してくれる。重要なのは「ふらっと行く」こと。もちろん,興味がある展覧会に行くのもいいが,それでは,「自分の興味のあるもの」の範囲でしか発見はない。(p27)
街を歩いていて感じるのは,“いいもの・売れるもの”とは,「デザイン+品質=100%」を満たしているものだということだ。(中略)値段をリーズナブルにするために品質を下げる場合,例えば品質を30%程度にするのであれば,デザインが50%のままでは100%に満たない。(中略)デザインを70%にまで引き上げないと,「安かろう,悪かろう」な商品に見えてしまう。(p48)
定番であるモノ,年齢に関わらずお洒落な人ほど,実は少しずつマイナーチェンジをしていると思う。だからこそ,いつの時代も,素敵に見える。(p55)
服装や持ち物など,その人が身につけているものには必ず理由がある。こだわっている人にはこだわる理由が,こだわらない人にはこだわらない理由があるのだ。だから僕はその人が着ている服,持っているモノ,話し方,考え方から,その人の特徴を「発見」して,そこからさらに相手に対して自分なりに仮説を立てる。そして仮説を立てたら,それを相手に伝える。(p125)
例えば,まずは美術館に行ってみる。展覧会で絵画や写真を見て,そこで自分が何を感じているのかを感じてみる。作者の意図なんて後から知ればいい。頭で考える以上に,感じること。それを続けることだ。続けていないと,審美眼は養われない。(p143)
書名 自分ブランドの教科書
著者 藤巻幸夫
発行所 インデックス・コミュニケーションズ
発行年月日 2007.12.31
価格(税別) 1,500円
● 『藤巻幸夫のポジティブ語録』が面白かったので,次いで本書を読んでみた。
● 以下にいくつか転載。
まずはくだらないプライドを捨てること! 自分はくだらないプライドを捨てていること,信頼できる相手と本音をぶつけ合いたいのだと思っていることを,あなたのほうから態度で示していくのだ。(p30)
武器にする分野は,やはり深掘りすることが大切なのだ。(p40)
まずは聞き上手,しゃべらせ上手になることをめざそう。より深く,より濃密に人の話をインプットしていくために。そのために心がけることは,まず一つに,会話のなかで自分をさらけ出すことだ。わからないことは見栄をはらずにどんどん聞く。自分に起きたことは恰好悪いことでも可能なかぎり隠さない。(p72)
私がお勧めしたいのは,とりあえず,「いい加減に」情報を追いかけてみることだ。いや本当に。(中略)いい加減さが,人間としての「好い加減」につながると信じているからだ。(p76)
一流の人やモノにふれられる講演や催し物があれば,思い切って出向いてみる。とくに私は(中略)「一流の世界を自分の目で確かめにいく」ことがその後のすべてを決定づけると思っている。(p78)
努力しているときも心が弾んでいる人であってこそ,新しい波を起こすようなエネルギーを貯めていけるものだ。(p86)
あなたがどんなに武器やセンスを鍛えてきても,これからのことを100%見通すのはむずかしい。よって,かたくなに正直であろうとすれば,自分の思いを述べるときは常にあいまいな表現におちいりがちになる。だが,察してもらえるだろう。そのように保険をかけた弱々しい口調では,人の心はつかめない。(中略)だからこそ確信犯的にペテン師になって,自分の思いを断言していく「勇気」をもとう。(p96)
あなたが即断即決をすれば,相手との間には熱気が生まれる。(p108)
書名 藤巻幸夫のポジティブ語録
著者 藤巻幸夫
発行所 PHP
発行年月日 2005.05.06
価格(税別) 1,200円
● 元気になれる読みもの。サッと読めるのも吉。
● 特に引っかかってきたところを以下に転載。
若者が冷めているのは絶対,大人が冷めているせいだ。「今の若者は」なんて他人事のように言うのではなく,体当たりで若い奴に教えたり指導しなきゃダメだ。(p119)
いくら出世したって,サラリーマンの年収なんて大差ない。だったら話題を作って世の中をワッと驚かせるようなことをした方が楽しいではないか。(p167)
熱い思いをしっかりと周りに伝えたいなら,「言葉」だけでなく「行動」でも示していくことを忘れてはならない。 だからフジマキは「感じたら動く」,つまり「感動」というスタイルを徹底させている。(p195)
やっぱり志は高く,姿勢は低く。(p205)
単純な笑いによる演出を真剣に考えるのも,立派なファッション。(p211)
愛される人には「品」がある。ブランドを着なくても,上品に見える人もいる。「品」のない人がブランドを着ても,ボロ雑巾にしか見えない。(p215)