著者 柴村恵美子
発行所 PHP
発行年月日 2015.04.01
価格(税別) 1,000円
● 本書の内容は巻頭にまとめられている。
ポイントは次の3つ。
1 言葉(口ぐせ)を変える
2 イメージを変える
3 自分の感情とつまくつきあう
で,そのためにはどうすればいいか。毎日を上機嫌で暮らすこと。
では毎日を上機嫌で暮らすにはどうすればいいか。それは本書をお読みください,と。
● いくつか転載。
たとえばテレビでNHKの番組を観たいのであれば,テレビのチャンネルをNHKに合わせますが,このときテレビのアンテナはNHKの電波と同じ周波数の微弱な電波を出します。 そうすることで,たくさんの電波の中から間違えずにNHKの電波を受信することができるのです。 言葉はときに,このアンテナの役割を果たします。たとえば,「うれしいなぁ」とか「ありがたいなぁ」という言葉を発していると,また「うれしいなぁ」とか「ありがたいなぁ」と言いたくなるような出来事が起きます。(p45)
なるべく具体的な人のことを想いながら,さらにその先の読者の方にイメージを広げて,書く内容を決めるようにしています。 これがただ,「どんな話ならウケるだろうか」とか「売れる本を作るにはどんなことを書けばいいのか」と考えるだけではイメージは広がりません。(p91)
忍耐力は嫌いなことをイヤイヤやるときよりも,好きなことをやり続けているときのほうが身につきます。(p106)
自分が知っていることを教えてあげたり,できる範囲のことをしてあげて,それでもその人が変わらないのだとしたら,それはその人の“都合”なのです。 それがいくら親子や兄弟,夫婦といった身近な関係であっても,相手を変えようとしてはいけないのです。(中略)無理やり直そうとするのは,相手の修行を邪魔しているのと同じです。相手の修行を邪魔すると,邪魔したほうも苦しくなります。(p127)● つまるところは,ウソでもいいから笑って暮らせ,ということか。いや,これができる人は相当な人だと思う。放っておいてできることではない。意思が必要になる。
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