2025年8月8日金曜日

2025.08.08 『秩父三十四ヵ所を歩く 改訂版』

書名 秩父三十四ヵ所を歩く 改訂版
発行所 山と渓谷社
発行年月日 2006.03.
価格(税別) 1,400円

● 先月,初めて秩父に行った。面白そうなところだ。面白いと言ってはいけないのかもしれない。ただ者ではない感に満ちているということだ。
 他所から移り住む人も多いかもしれない。一度来たら虜になる人がいそうな気がする。沖縄のように気候風土が日本離れしているわけではない。空気感が独特という感じを受けた。

● 酒や食も奥深さを湛えているような気がするが,何より神社仏閣が多い。人口に比して明らかに過剰だ。
 それを支えているものは何なのか。それを追求したいとは思わないが,秩父三十四ヵ所は巡ってみたいと思っている。本当にやるかどうかはわからないが,その気はある。

● 若い頃(中年の頃)は,退職したら四国八十八ヵ所を歩いて回りたいと思っていた。体験記をいくつも読んだ。この前に弘法大師の本も読もうと思って,ちくま学芸文庫の4冊を買った。
 が,手を付けていない。四国八十八ヵ所を巡るのは半ば以上諦めている。

● が,秩父ならばできるかもしれない。
 と思って本書に目を通してみたわけだが,果たして実行するやいなや。

● 巻頭に秩父札所連合会会長の羽金文雄さんの挨拶文(?)が載っているのだが,これがまことにつまらない。こうした挨拶文はこういうふうに書くものという不文律があって,それにしたがっているのだろうな。
 というより,本人が書いたものではないかもしれないが。

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