2025年10月31日金曜日

2025.10.31 和田秀樹 『60歳からはやりたい放題[実践編]』

書名 60歳からはやりたい放題[実践編]
著者 和田秀樹
発行所 扶桑社新書
発行年月日 2023.09.01
価格(税別) 880円

● 怒涛の勢いで高齢者本を出している著者の本をまた読んだ。同じ内容が何度も出てくるから,新味はそんなにない。
 が,読めば元気になれる内容だ。読んでいて気が満ちて来るような気分になる。

● まぁ,錯覚かもしれない。間違いなく一過性のものではある。
 が,錯覚だろうと一過性だろうと,副作用があるわけではないから,片っ端から読むことにしている。

● 以下に転載。
 60歳以降は,とにかく「脳を喜ばせること」が大切なので,おいしいものを食べて楽しむほうが理に適っています。いま,「食べたい」とあなたの頭に浮かんだものを食べることは,脳への良い刺激になります。(p24)
 甘いものを食べる際,最も気を付けてほしいのは虫歯です。60代以降は歯の健康が,その後の人生の質を大きく左右します。(p30)
 仮に栄養学的には何も意味がなさそうな食材であっても,その食べ物に含まれている「微量物質」と呼ばれる物質が含まれています。(p47)
 心の健康を優先して,過度な節制を求めないほうが良いと私は思います。(p58)
 「できないこと」については,すっぱり諦めてしまうに限るのです。(p85)
 幸せな60代の大切な特徴は「完璧主義に陥らず,できることは続けること」です。老いに逆らわず,老いを受け入れ,細かなことは気にしない。(p87)
 現代の認知科学の世界では,人の心は内面よりも外面によって形作られるものだという考え方が強まっています。外見や行動によって人の心は変化し,それを受けて体の状態も変わる。(p95)
 「趣味」や「遊び」は脳に刺激を与えるのになくてはならない存在です。(p116)
 記憶の低下よりも意欲の低下のほうが老化を促進することを忘れないでください。(p119)
 「歩くのはおっくうだ」という人は,必ずしも歩く必要はありません。(中略)とにかく「用事をつくって,外に出ること」が肝心なのです。(p121)
 私自身も50代後半から朝30分ほど散歩する習慣をつけるようになりましたが,血糖値などの数値の改善の他,夜もぐっすり眠れるようになりました。(p124)
 週に一日,二日の休館日を設けても,さほど効果はないように思います。肝臓を休めたいと思うのならば,一週間くらい続けてお酒を飲まない日を作らないと意味がないとされています。(p128)
 いくら難解な本を読もうが,難しい数学の問題を解こうが,側頭葉や頭頂葉は活性化しても前頭葉は活性化しません。(中略)「いつもと違うこと」が前頭葉には大きな刺激になります。(p129)
 周囲に仲の良い人がいなくても,意外と気楽に生きられるものです。(p137)
 趣味を持つ大きな利点は,一人でも楽しめる点です。(中略)周囲の声を気にせず我が道を貫いてきた人ほど,孤独に強いし,年を取っても人生をずっと楽しむことができます。もはや,人間の友達以上に趣味が “友達” になるのです。(p138)
 60歳以降に意識してほしいのは「他人と比べないこと」です。趣味についても同様で,自分が楽しめているのであれば,他人と比べる必要はありません。(p140)
 趣味を見つける際に注意したいのが「この趣味は立派だからやろう」「この趣味は人に言えないからやめておこう」などと優劣をつけないこと。(p142)
 悩む時間や悶々とする時間はもったいないので,試せるものは,できる限り試す。試し続ければ,いつか答えは出ます。60代からの人生は,「試すこと」の連続です。(p145)
 多くの患者さんが死ぬ前に後悔していたことがあります。その一つが「お金をもっと使っておけば良かった」という後悔です。(中略)あまりに年齢を重ねすぎると,お金を使って楽しむことができなくなってしまいます。だからこそ(中略)余裕がある60代のうちに,お金をどんどん使って人生を楽しむべきだと私は思います。(p166)
 ぜいたくをして楽しんだ記憶は,自分を支える一生の財産になる(p173)
 大谷選手のような素晴らしい人に対しても悪口を言う人は,おそらく人生の勝ち負けから離れられない人なのだと思います。(中略)何を見ても自分と比べてしまい,「負けている」と思ったら,何かしらの理由をつけてケチをつけたくて仕方がない。(中略)ならばいっそ,すべての勝ち負けを捨てて,「この人はここがすごい」と素直に受け入れてみてはどうでしょうか。(p191)
 年を取ってからこそ,人間の器というものが浮かび上がります。年を取っても周囲に慕われる方は,その人自身が魅力的であることが必須条件です。(p197)
 本当の大人物は,勝ち負けのことなど考えません。(中略)他人との勝ち負けを考えている時点で,自分はもう負けているのです。(p198)
 大切な人を失ったときは,悲しむしかありません。ですが,「悲しみ過ぎる」と,それが命取りになることもあります。(中略)「自分は不幸だ」と思って一度落ち込んでしまうと,その先には余計に大きな不幸が待っています。(中略)ならば,どこかで思い切りをつけて,別の楽しことを考えるほうがいいのです。(p203)

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