読書で人生が変わるなどということは,まずもってないものでしょう。読書が人を賢くすることも,たぶん,ないと思います。 読書は安価でお手軽な娯楽であり,時間消費の手段です。それでいいというより,娯楽でない読書は可能な限り避けたいものです。 娯楽としての読書があれば,老後もなんとかしのげるのではないでしょうか。というか,しのげると思いたいわけですが。
2013年5月23日木曜日
2013.05.17 飯田史彦 『生きがいの創造Ⅴ』
書名 生きがいの創造Ⅴ
著者 飯田史彦
発行所 PHP
発行年月日 2013.03.22
価格(税別) 1,700円
● こういうのって,好きな人ととことん嫌う人と,両極端に分かれるんだろうな。
人は自分の人生を自分で決めて(計画して)生まれてくる。したがって,耐えきれないような状況には遭遇しない。
死んでも魂は不滅。光になって永遠に不滅(また生まれてくる?)。
というわけだからね。
● 著者も言っているように,使えると思えば使えばいいのだろう。功利的に判断すればいい。実際,この本を読んで救われないまでも,荷が軽くなったと感じた人はたくさんいるかもしれない。
ぼくはといえば,わりと読む方なんですよね,この手のものを。
● 養老孟司さんなんかは,こういうものにはまったく否定的なはずだと思うけど,養老さんがお書きになるものも面白い。
面白く読めるものが読むに値するものだと割りきっている。何かを学ぶ,何かを得るための読書があってももちろんいいけれども,基本,読書は消費だと思うから。
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