編者 飯田展久
発行所 日経BP社
価格(税別) 639円
まず,藤田孝典さん。雨宮処凜さんが紹介している。現場だけに埋没しない,まったくニュータイプのソーシャルワーカー。「社会を変えるのは,数人でできますから」って,カッケー。
社会自体が変動期にあるときは,数人で充分かもしれない。江戸末期の坂本龍馬を見よ,ってことになる。
● 日銀総裁の黒田東彦さん。大蔵省で彼の上司だった行天豊雄さんが紹介。「黒田氏の頭の良さは異様だった。(中略)だが彼は微笑みの多い人である」。
いるんだろうね,こういう異様に頭のいい人。ぼくと脳細胞のどこが違うんだろう。
● 菊池桃子さんについて,小田嶋隆さんが紹介。「彼女は,半数近い日本人にとって,青春の記憶であり共に成熟を迎えた関係でもある」。
この場合,美しい人が美しいまま成熟したってところが大事だね。
● 和泉洋人さん。総理大臣補佐官。森信親さんが紹介。スーパー官僚。建設省住宅局の課長補佐のとき,この人が日本の住宅行政を仕切っている人だよ,と森さんは紹介されたそうだ。それはそうだろう。霞ヶ関の課長補佐って,実質的な政策決定者だろうから。
「諸々の課題について先を見据えた解決策を合理的,効率的に見つけていくその能力」が卓越している。そぉなのかぁ。

0 件のコメント:
コメントを投稿