発行所 新朝プレス
発行年月日 2016.01.25
価格(税別) 352円
● 海なし県の栃木でも,旨い魚は食べられる。宇都宮には魚市場もある。
その昔はそうじゃなかったよ。魚っていえば,干物か大量の塩につけて保存食にしたものだった。
そうじゃないのは,行商(オート三輪で来ることが多かった)のおじさんが売るサンマくらいのものだったよ。
あと,鯨の肉。鯨肉って魚屋さんが扱っていたよね。
● 今では,刺身もスーパーで売っているんだからね。冷凍技術をはじめとして,流通においても技術革新はあったんだろうね。そのおかげを被っているわけだろう。
特にホッケ。昔話ばかりで申しわけないんだけど,昔はホッケってパサパサした魚の代表じゃなかったでしたっけ。ところが,今は油の乗った旨いホッケがスーパーでも買える。
● 逆にあれだね,たとえば茨城に行ったときに,魚を買って帰ろうとはあんまり思わなくなったな。かえって持てあましてしまうんだよね。一匹丸ごとだったりすると。捌けないし。
じゃあってんで,切り身になってるのを必要な分だけってことになると,スーパーで買ったほうが安いみたいな。じつは鮮度もそんなに変わらないんじゃない,とか。
● この雑誌ではマグロ丼や海鮮丼を出すお店が紹介されているんだけど,そういう玄人筋(?)のお店じゃなくて,普通の食堂や居酒屋で充分に旨い魚が食べられる。
そうした店の刺身定食とか焼き魚定食で,ぼくは充分かな。
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