書名 BANEPA ネパール邂逅の街
著者 公文健太郎
発行所 青弓社
発行年月日 2010.07.20
価格(税別) 3,400円
● これも写真集。この本が出た数年後に,ネパール大地震が発生した。今のBANEPAはどうなっているのか。
● ネパール人,目つきが悪い。いや,目線が強い。インド人の血が入っているのだろうな。皆が哲学者の風貌をしているが,目先をどう出し抜いて儲けてやろうか,としか考えていないんだろうな,たぶん。
アーリア系ばかりじゃない。ネパールも人種のルツボなのだろう。モンゴル系,スラヴ系,いろんな顔立ちの人がいる。
● 通り(道路)に集まって繰り広げられる民衆の生活を写している。ほかに,産院の様子。今,産んだばかりと思われる女性の写真もある。どうやって撮ったんだろう。外でウンコしている男の子の写真も。可愛いといえば可愛い。
総じて,ぼくらが懐かしいと感じる光景を切り取っている。
● 埃っぽいBANEPAの街は,創生間もない頃のアメリカの西部を思わせる。正確にいうと,昔の映画で描かれていたアメリカ西部の街。
ひょっとしたら,その頃のアメリカの映画関係者は,BANEPAの街をモデルに舞台を作ったのかもしれない。って,そんなことはあり得ないわけだが。
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