書名 私とツレとこだわりMac
著者 細川貂々
発行所 中経出版
発行年月日 2010.11.19
価格(税別) 1,000円
● 再読。「私」も「ツレ」もこだわっているのはMacだけではない。「私」の方は目薬の空き瓶とか,宝塚とか。
小さい空き瓶のコレクションはすごいらしい。女性とコレクションというのは,一般的には相性が悪いように思うんだけど,中には例外に属する女性もいるということね。
で,そういう女性って,クリエイティブ系とか女優やタレントに多いような気がするんだが。
● 「ツレ」の方がMacへのこだわりも強そうだ。それとクラシック音楽。当然というか,オーディオにも。それから食べものに対するこだわりも。
本書は漫画仕立てなのだが,「ツレ」のクラシック音楽への造詣の深さは相当なものとお見受けする。一般的なクラシック音楽ファンというレベルではない。
● 著者には『ツレがうつになりまして』という有名な作品がある。これだけのこだわりがあって,しかもクラシック音楽が好きということになると,ウツとの親和性が高いかもしれないと勝手な想像をした。
ウツになる前の「ツレ」はスーパーサラリーマンだったらしい。バリバリと仕事をして,弱音を吐かず,装いにも手を抜かず,という。ひとりの人間が持っている注意能力の限界を超えてしまったのかもしれない。
● こだわる対象はあまりたくさん持たない方がいいのだろうね。仕事にこだわるんだったら,服装はどうでもいいとか,食べものは選ばないとかの方がいいんじゃないか。
基本的には仕事にあまりこだわらない方がいいんだけどねぇ。といっても,そこが性格だからな。
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