編者 野末泰博
発行所 新朝プレス
発行年月日 2012.07.25
価格(税別) 476円
● 栃木県の86店を紹介。見開き2ページを使って紹介している店,1ページの店,半ページの店があるけど,お勧め度の違いによるものじゃないだろう。掲載料というか取材協力費というか,要はお金を多く出してくれた店を大きく扱っているんだろう。
中には,掲載を辞退した店もあったかもね。いまさら宣伝する必要はないよ,ウチは,ってね。
● ともあれ。フレンチや本格和食の店にはなかなか行けないけれども,ラーメン屋ならいけるもんね。しかも,旨いときている。
とっくの昔に,日本食の代表選手ですよね。ラーメンとカレーライスが日本を代表する食べ物でしょ。天ぷらとか寿司じゃなくて。
● つけ麺っていうと,“こってり”や“濃厚”が圧倒的に多い。つけ汁なんだから普通のラーメンの汁よりは濃くなるのは当然として,この“こってり”や“濃厚”がいつまで好まれるのか。
もっというと,つけ麺ブームの賞味期限もそろそろ切れるんじゃないか。そんなことを感じたりもする。
● わが家ではこの本にも登場している「みやこ家」にけっこう頻繁に行っている。氏家にあるお店。宇都宮にも出店したんで,そちらメインで行ってた時期もあったんだけど,今はもっぱら氏家の方。
最初に行ったのはぼく。5年ほど前かな。ヨメはあまり反応しなかった記憶があるんだけど,ほどなくして逆転した。今はヨメが行きたがる。母親の好みを自分の好みとする豚児も同じ。
代表メニューは「濃厚つけ麺」。1本の麺も残さず喰う。
● 飽きかけたことが何度かあった。ところが,ヨメに慫慂されて行ってみる。食べるとやっぱり旨い。
最近は「まぜめん」(旧名:油そば)にはまっている。「カレーつけ麺」にはごはんも付く。残ったスープをごはんにかけて喰う。
● たいていの食事処は女性がお客のメインになっている。カップルの場合でも,女性主導じゃないかと思える。
が,ここは男性客が多い。ガッツリ喰えるからね。男メシという感じ。
● ということなので,“濃厚”ブームはそろそろ終わりじゃないかと,頭では思ったりするんだけど,身体はまだ“濃厚”を好んでいる。
頭より身体の方が,たぶん賢いと思う。
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