書名 50の名車とアイテムで知る 図説 自転車の歴史
著者 トム・アンブローズ
訳者 甲斐理恵子
発行所 原書房
発行年月日 2014.09.20
価格(税別) 2,800円
● 蒙を啓かれたところがいくつもあった。
ひとつは,マクミラン型ペダル自転車(p22)。世界初のペダル式自転車は後輪駆動だったってこと。でも,その後は前輪にペダルを付けた自転車が主流になる。っていうか,それしかなくなる。
● グーズリー・ペダーヤン。折りたたみではないけれども,デザイン的にモールトンを連想させる。モールトンもゼロからかの形を発想したわけではないのだなと思った。
● そのモールトンは「小さなホイールの高圧タイヤのほうが転がり抵抗が少なくなり,速度は増すと確信していた」(p143)と紹介されている。
実際,レースで実績も出しているようだ。今は,大きくて細いホイールの高圧タイヤに軍配があがっているわけだけど。
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