2022年5月12日木曜日

2022.05.12 飯島彩香 『ミニマリスト スマホの中を片付ける』

書名 ミニマリスト スマホの中を片付ける
著者 飯島彩香
発行所 KADOKAWA
発行年月日 2020.06.24
価格(税別) 1,400円

● この本の著者は,正直,あまりお近づきになりたいとは思わせない人だ。損得と合理で生活を設計するのは悪いことではないのだが,駆逐艦のように無駄を省いた形にすればトータルクォリティーが上がるかというと,たぶん,そういうものではないだろう。
 すべてを損得と合理で染めることなどできるはずもないとわかったうえで,スマホを使って効率化できるものはしましょうよ,ということかもしれないんだけどね。

● 以下に転載。
 スマホさえあれば,あらゆる情報はいつでも手のひらの中にあり,世界中のどこにいても,自由に生きていけるのでは? と感じ始めたのです。(p3)
 高い授業料を払って学校に通わなくても,スマホで You Tube を観るだけで,あらゆる知識を身につけることができます。語学だって,金融知識だって,動画編集だって,タダで簡単に習得することができます。(p5)
 不要なものは持たないし,不要な情報は目にすら入れない! これが,情報あふれる時代をスマートに生き抜くコツです。(p39)
 生鮮食品に関してはリアル店舗で買う派でしたが,新型コロナウイルス拡大による外出自粛要請が出てからは,一気にネットスーパーの利用頻度が増えました。(p66)
 (You Tube で)気になった動画は,ライブラリに再生リストを作って保存しておくのがおすすめです。(p73)
 利用している銀行のアプリもいれています。振込や残高照会が自宅や移動中に一瞬で完了します。(中略)キャッシュレス生活だとATM自体の利用頻度が激減します。(p92)
 商品の撮影は,昼間の明るい時間帯に,自然光で写すのがベスト。しかも,白い背景で撮影すると商品が明るくきれいに,清潔感のある写真に仕上がります。(p119)
 アカウント異常系や,設定確認系,購入確認系など,見に覚えのないメールは詐欺サイトへの誘導です。(p150)
 私のInstagramのテーマは「ラクして身軽に賢く暮らす」です。(中略)範囲はわりと広いですが,このテーマにそぐわない投稿は絶対にしません。フォロワーはテーマに共感したからフォローしてくれているので,私の今日のランチや旅先の景色などを投稿しても興味を示してくれません。よって,控えています。(p182)
 私の肌感覚ですが,拡散されるかどうかにフォロワー数はさほど関係ありません。(p184)
 今や「SNSの影響力=フォロワー数」ではなくなりました。つながりの薄いフォロワーをかき集めるのではなく,いかに濃いつながりのフォロワーをつかむかが,重要です。フォロワーの濃度が,投稿する内容への反応にも直結します。(p187)
 ある程度フォロワーがつき始めると,企業からPR依頼が来るようになります。よく見かける時計や,化粧品などを宣伝した,あの不自然な投稿のことです。私は一度もお受けしたことはありません。(p188)
 SNSは写真が命です!(p190)

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