著者 松浦弥太郎
発行所 暮しの手帖社
発行年月日 2010.09.17
価格(税別) 1,200円
● 文字どおり,日々の暮らしのためのTipsを集めたもの。
どのように書いているのかといいますと,毎日,朝起きたときから,小さなカードのようなメモ用紙とペンを,ポケットの中に入れておきます。 朝から夜寝るまでの間,ふと思いつくような,「ああ,こんな風にできたらいいな」とか,目の前にいる誰かのちょっとした仕草で感じた「すてきだな」と思うこと,うれしくて感動したこと,発見したり学んだことや,暮らしのなかで自分が感心を持ったこと,好奇心の先にあったことを,こつこつと小さなカードに書きます。一日の終わりになると,真っ白だったカードは,あたかも小さな日記のように,ヒントのかけらでいっぱいになります。そんなヒントのかけらを整理して記事にまとめているのです。(p5)これが一番のTipsかもしれない。プリミティブで誰にでもできる方法論なんだけど,実際にできる人はごく少ない。
● 読者対象は主に女性のようだ。『暮しの手帖』を読むのは女性が多いだろうから,当然といえば当然なのだが,著者は『暮しの手帖』に携わる前から,女性的視点を豊富に持っていた人のように思われる。
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