書名 ノート思考術
編者 午堂登紀雄
発行所 ローカス
発行年月日 2009.03.01
価格(税別) 1,000円
● 登場人物は編者のほか次の15人。
佐藤 伝
見山 敏
下関マグロ
吉永賢一
唐土新市郎
武石直人
飯田元輔
高畑美菜
山﨑拓巳
増田賢一朗
岡本貴士
栗原匡洋
大川哲平
小山龍介
中谷健一
こういうのって,工場で働いているとか農業をやっている人は登場しませんね。お客さんを呼べる人ってことになると,著述業だのコンサルタントだので,本を書いている人ってことになる。しかたがないことだけれども,工場労働者のノートとか見てみたいねぇ。必ずいるはずだもんね。
● 吉永さんは偏差値93を叩きだし(偏差値で93なんて初めて聞いた),東大理Ⅲに入学。けれども,医者にならずに退学して,塾の講師をしているという人ですね。
ノートは使わず,A4コピー用紙ですべてをまかなっているという。それも使い方が非常にラフ。1枚ワンテーマでぜいたくに使う。書いたあとは,発表の場(公式ホームページ,ブログ&メルマガ,著作物,その他)ごとにクリアファイルに保存。
すごくかっこいいんだけど,ぼくのような凡人にはどうだろう。
● 彼に限らず,それぞれがそれぞれの流儀でやっている。1冊にまとめる人もいれば,多くのノートを使い分けている人もいる。デジタルに移行して,紙のノートは使わないという人もいる。最大公約数はない。
あたりまえのことだけれども,方法論は自分で編みだすしかない。
● ただ,人さまのノートをかいま見るのは,面白い。ノートとか手帳とか本棚とか書斎とか。出歯亀趣味を満足させてもらえるからだね。
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