著者 長谷川慶太郎
発行所 李白社
発行年月日 2014.02.28
価格(税別) 1,000円
● アメリカ発のシェールガス革命で脚光をあびる日本企業を著者が具体的に紹介している。以下の企業だ。
信越化学工業
日揮
出光興産
伊藤忠丸紅鉄鋼
住友商事
三井物産
大阪ガス
中部電力
東京ガス
東芝
三菱重工業
今治造船
川崎重工業
IHI
● 『2014年 長谷川慶太郎の大局を読む』で,中国の北京政府と瀋陽軍区の対立につき,予断を許さないと著者は書いていた。
それについては一応の決着がついたとある。皆近平の勝利で終わった。したがって,北朝鮮に対する支配権も瀋陽軍区から皆近平に移った。北京政権はひとつの山を越えたということか。
皆近平がシャドーバンキングを潰しに乗り出したとたん,人民解放軍の幹部もお手上げになった。シャドーバンキングが潰れると人民解放軍の幹部は儲かる副業を失うだけでなく全財産も消えてしまう。それでバンキングとして生き延びる代わりに皆近平の指示に従わざるをえなくなったのだ。皆近平はシャドーバンキングを潰すぞと脅しをかけて人民解放軍をコントロールすることに成功したといえる。(p149)
北朝鮮は金正恩の背後の中国というスポンサーにすべてを依存している。北朝鮮で何か大きなイベントがあれば必ずそこに中国の意向が働いていて今回の粛正も例外ではない。北朝鮮の支配権が瀋陽軍区から皆近平に移ったことによって張成沢は不要になったのだ。(p152)● いわゆるリベラル政治について著者はまったく否定的。したがって,リベラルを標榜しているアメリカのオバマとフランスのオランドに対しては手厳しい。
ヨーロッパは事実上,ドイツ第四帝国になりつつある。メルケルの手腕を高く評価する。著者が評価している政治家は,彼女と日本の安倍首相。
韓国にいたっては,今回は遡上にもあげていない。
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