書名 ONE PIECE STRONG WORDS 上巻
著者 尾田栄一郎
発行所 集英社新書ヴィジュアル版
発行年月日 2011.03.14
価格(税別) 760円
● 『ONE PIECE』のアンソロジーといっていいんだろうか。作家のエッセイや小説から文章を抜きだして1冊のアンソロジーを編むことはしばしばあるように思うんだけども,漫画から「STRONG WORDS」を抜きだすというのは,『ONE PIECE』以外に知らない(あるのかもしれないけど)。
ただ,漫画からその一部だけを読むってのは,さほどに面白いものではないですね。ストーリーや展開があっての言葉(台詞)なのだろうな。
● ぼくは,じつは『ONE PIECE』は読んだことがない。テレビアニメは見てた。ムスコがまだ小さかった頃だから,15年も前の話か。
圧巻だと思ったのは,クロコダイルだね。魅力的な悪役だったと思う。で,クロコダイルの巻が終わると,アニメも見なくなっちゃった。
映画化されたものは,その後もムスコと見たことがあるけど。
● 解説を内田樹さんが書いている。『ONE PIECE』を「昭和残侠伝」になぞらえている。ルフィたちは支配者に刃向かう者なんだけど,体制自体は認めている,というようなことが語られる。
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