編者 村上琢太
発行所 枻出版社
発行年月日 2015.12.10
価格(税別) 722円
● 買ってしまうんだなぁ,こういうの。自分がモバイラーになるなんて,ありっこないとわかっているくせに。
さらにいうと,現実にモバイル的なことをしている人はかなりいると思われるんだけど,それってやらなくてもすむことなんじゃないのと感じることが多い。
● 「達人に聞く,モバイルワークの極意」と題して次の4人にインタビュー。これが本書の核をなすもの。
四角大輔さん。日本とニュージーランドに住み処を持つデュアルライフの人。都心をニュージーランドで釣りに行くかのような格好で歩いている写真が載っている。本人の意思か取材側の要望によるものかはわからないけれど,格好いい。
● コクヨでCamiAppを推進する山崎篤さん。加ト吉にいた末広栄二さん。広告業に携わりながら大学院に通う中村光代さん。ライブ・アースの庄司真史さん。
山崎さんはいろんな機材を使い分けるタイプだが,末広さんはiPhoneのみ,ほかの3人はスマホ(全員がiPhone)のほかにはパソコンがメイン。
● 末広さんの発言から2つ引用。
今はみんな,何でも保管したがります。でも残したデータは,実際には使わないことの方が多い。メモしても忘れることは忘れるし,重要なことは忘れない。忘れてしまうのは,その程度の情報だからです。
モバイルでExcelデータって見づらいじゃないですか。作る手間もかかるでしょう。それなら,目の前にある売上報告書の紙を写真に撮って送れ,と。● もしぼくがモバイラーになるとして,そこでやることは何かといえば,テキスト入力だ。とすれば,持ち歩くのはパソコンになる。今どきのパソコンは1㎏を切るのがあるし,起動も速い。
が,iPad ProにSmart Keyboardを合わせて使うのも魅力的だ。重量はこちらのほうがパソコンより重くなるんだけど。
● でも,まぁ,タブレットはぼくには無用の長物で,持ち歩くとすればパソコンでしょうね。
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