著者 山本一力
発行所 PHP
発行年月日 2019.10.04
価格(税別) 1,500円
● アメリカが好きで,車(レンタカー)で回る旅。アメリカを車で走るってのは,ぼくからすると,神。
文章で読んで面白いのは,人との邂逅,人と人が織りなす綾,ですかねぇ。そういうものをどれだけ引っ張って来れるかですか,旅を書くのならね。
● 以下にいくつか転載。
その地を踏みしめてこそ,実感できることは山ほどある。旅に費やす時間をカネを惜しむのは,生きることを惜しむに等しい。(p15)
朝食はバフェ(ビュッフェ)のみというホテルが多くなってきたのは,なんとも惜しい。哀しい。苦手ゆえ,そんなときは宿を出て町の喫茶店に向かう。(p75)
添乗員の本分は,元気に出発したお客様を,元気なままで出発地まで連れて帰ることだ。(p103)
カミさんと私の旅が豊かだったのは,旅先で常にレンタカーが利用できたからだ。(p251)
その個人差こそが,じつは人生の醍醐味だと確信する。だれもが同じことにしか感動も感銘も受けないとしたら・・・・・・。(p253)
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