著者 伊藤まさこ
発行所 新潮社
発行年月日 2013.01.30
価格(税別) 1,500円
● 勤労女子,特に子育て中の勤労女子は,間違ってもこの水準を狙ってはいけない。ストレスまみれになるだろう。それ以上に失うものが多すぎる結果になるだろう。
冷凍食品を使うことに罪悪感のカケラも抱いてはならない。抱いてないだろうけど。
● 以下にいくつか転載。
何年か前だったら,肉とパンとチーズと赤ワインが何日続こうとも全然へっちゃらだったのに,ここ二,三年の間に私の中野欧米人気質がすっかりなりをひそめてしまいました。(p51)
どんなに熱くてもがまんして握った方が断然おいしい。けっして,冷めたごはんを握らぬように。(p54)
電子レンジを持っていないので,クッキングシートに包んで凍らせたごはんは蒸籠で蒸して解凍します。(p55)
どのカレーも最世に玉ねぎをじっくり炒めますが,ここをおざなりにしてしまうと,でき上がりが雑で味気ないものになってしまうので要注意。あとはスパイスと仲良くなること,できあがったら鍋底を水につけるなどしていったん冷ますこと。冷めるときにぐぐっと味がしみこんでおいしくなりますからね。(p57)
私の鍋はネギと鴨,白菜と豚バラ,芹ときりたんぽなど,入れる具は二種類くらいととても少なめ。その方が鍋の中の素材とがっちり向き合えるような気がするからです。(p89)
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