書名 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか
著者 森 博嗣
発行所 新潮新書
発行年月日 2013.03.20
価格(税別) 700円
● 著者自身が考えた本書のタイトルは「抽象思考の庭」というものだったらしい。小さな新書だけれども,考えるとはこういうことかと教えられること多数。
自分に引き寄せて具体的に考えると,どうしても感情が勝ってしまう。特に,ぼくはその傾向が強いと自覚していて,なるほどこうすればいいのかと多くの蒙を啓いてもらった。
が,言うまでもなけれども,そのとおりにできるようになるには遙かな道のりを歩かなければならないでしょうね。
● 著者は本書を「十時間くらいで書き上げた」そうだ。頭の中に完成形があって,それをバーッとパソコンに叩きつけたんですかねぇ。猛烈にタイピングが速いんだろうけど,そういう曲芸のようなことも,人間はできるものなんでしょうか。
無茶苦茶,頭のいい人という印象。
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