書名 幸せ“ふせん”生活
著者 芳原 信
発行所 リクルートコミュニケーションズ
発行年月日 2014.11.06
価格(税別) 630円
● ここでいう付箋は,当然,ポストイットに代表される貼ってはがせる付箋のこと。
● ぼくはメモはすべて小型の綴じノート(ダイスキン)に書いているので,付箋に何かを書くことはまずないけれども,この種の商品が売れているのはよくわかる。伝言メモにはぴったりだし,細い付箋にToDoを書いている人も多いだろう。
● ぼくなんかが発想するのは,上に書いたような仕事周りでの使い方にとどまるんだけど,本書には,こんな使い方もあったのかと蒙を啓かれるところが多々あった。付箋で遊ぼうよ,と誘う本。
たとえば,「ふせんで9つのマス目を使ったマンダラート発想法を行う」とか,「お店にちょっとしたリクエストのメッセージを残してみよう」とか。
● 「場所と時間から見たふせんのポジション」(p118)の話も,言われてみればなるほどと思わせてくれる。会話,手紙,メール,電話,ふせん,の5つのコミュニケーション方法を比較して,「ふせんは,同じ場所にいる人に異なる時間にメッセージを伝えることのできる唯一の道具」だと説く。
● 実際のところ,本書で例示されているような使い方を自分がするかというと,おそらくしないと思う。それは著者が紹介している例示がつまらないからではなく,ぼくがコミュニケーションに熱心ではないからだ。
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