著者 斎藤一人
舛岡はなゑ
発行所 マキノ出版
発行年月日 2014.12.11
価格(税別) 1,500円
● みっちゃん先生『誰でも成功できる押し出しの法則』に続く,斎藤一人さんによる“押し出し”の勧め。
押し出しとは「自分の外見を整えて自分をより高く,魅力的に見せること」(p16)。
● 外見を磨く,着飾る,顔を磨く,の3部構成。華やかで高そうに見える恰好をして,顔にツヤを出すこと。
なぜそうしなければいけないか。それは本書に縷々書いてある。
● 大事なのは次の点。
ある人が「じゃあ,私は仕事がうまくいったら,ヴィトンのバッグを買います」って言ったんです。「ヴィトンのバッグを買います」まではよかったんだけど,その人は,「清水の舞台から飛び降りるつもりで」と,余計なひと言を加えたんだよね。 そうじゃないんです。(中略) 最初は,本物は高くて買えないんだとしたら,よく似たデザインのものでいいから買って,楽しく持ちながら,「次の目標は中古のヴィトンだ!」「中古のシャネルを持つんだ」とかって,自分に言ってればいいんです。 それも,相も変わらず「清水の舞台から飛び降りるつもりで」なんていう豊かでない発想をしていると,豊かさを引き寄せることはちょっと難しいかもわからない。(p34)
値段が高いとか,本物かどうかということより,「見てくれ-外見,または他人の目につくような言動・服装という意味-が大事だよ」って言いたいの。(中略) せっかく,高価なアクセサリーを着けていても,周りの人がわからなかったら,意味がないんです。(p88)● ちなみに,自分のロレックスについて,次のように書いている。
私がふだんしている時計はロレックスとかなんだけど,時間が合ってたことがない。なぜかというと,ネジを回したことなんか,1回もないの。時間を見るためにロレックスをしているわけじゃない。見栄でもなきゃ,いい時計をしていばりたいわけでもない。自分の趣味でもないの。(p32)● ロレックスはさすがにおいそれとは手が出ない。では中古を買うかと思って,ヤフオクを覗いてみたんだけど,ヤフオクにも真正のロレックスはあまり出ていませんね。たまにあっても,やはりそれ相当の価格。
でも,イミテーションがいくらでもありますよね。イミテーションでいいわけだ。法律上の問題は別として。よくできたイミテーションでなければならないけどさ。
● この点でいえば,モレスキンとダイスキンの関係はまさにそうでしょうね。よほどのマニア(?)でない限り,両者の区別はつかないだろう。
ダイスキンを使っていてもモレスキンに見られるユーザーでありたいと思いますね。
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