書名 バカとつき合うな
著者 堀江貴文
西野亮廣
発行所 徳間書店
発行年月日 2018.10.31
価格(税別) 1,300円
そうではなくて,何かがインスパイアされて,さっきまでの自分と変わるということが,読書という体験で起こり得るのだろうか。
● 以下に多すぎる転載。
あなたは自由であるべきだ。なのにもし,あなたがいま自由でないとしたら,その理由は簡単です。バカと付き合っているからです。(堀江 p2)
あなたがいま何歳であろうとも,バカがいない年代などなかったでしょう。歴史的にも,空間的にもそうなのだと思います。つまり,バカは遍在する。(中略)そんなバカの存在が,人類文化の足を引っ張りつづけてきたんだと思います。(堀江 p2)
時代はつねに変化しているのだから,これまでに,変わり目でなかった時代などありません。(中略)少なくとも近代以降,テクノロジーの進歩がまったくなかった時代はありません。だからこそ,考えるべきは,ぼくたちを支えるテクノロジーが,文字通り日進月歩しているにもかかわらず,なぜ人間のあり方はそう変わらないかという問題です。(堀江 p5)
成功している人って,運がいい人ではなく,運任せにせずに勝つための情報を集めにいった人なんです。(堀江 p20)
環境に従うしかないと思っている人の多くは,いまの環境以外にいる自分を想像できていない。想像力が足りないんじゃないかなと思います。(中略)想像できないというのは,単に情報をもっていないことにすぎない。情報がないから,想像力もないんです。(堀江 p20)
ぼくは人と違うことをやって得をしたことしかないので,いまの自分にとっては孤独もクソもないです。(西野 p26)
小学校の勉強ができないバカとは違って,中学校で待っていたのは・・・・・・勉強ができるバカでした。(中略)そこ(東京大学)で待ってたのは・・・・・・とびっきり勉強ができるバカでした。(堀江 p29)
いわゆる受験までの学校教育は,従順であることが成績につながります。(中略)学歴エリートの得意科目は,数学や英語ではない。彼らの本質的な得意科目は,従うことと我慢です。(中略)そこにしか秀でたものがない人材は,AIに最初に取って代わられていく人材です。(堀江 p30)
視聴率はとった。若手ではほとんど一番と言っていいくらいよかったんじゃないかと思います。でもどこまで行っても,テレビの世界では,先輩方を追い抜けなかった。どうしてかと言えば簡単で,結局ぼくは,先輩方の敷いてくださったレールの上を走っていたんです。(中略)レールの上を走っているかぎり,そこで成績を出したら,それはレールを作った人の成果になるんです。(中略)一番を獲りたいのなら,自分がレールを作るべきだった。(西野 p35)
耐えて我慢すること自体がいいことだと誤解しはじめる人がいます。(中略)「良薬口に苦し」っていうことわざのせいもあるでしょう。論理がスライドして,「口に苦いものは良薬なんだ」と誤解しはじめる。そもそもこの時点で論理を理解できていないから,バカ。(堀江 p41)
いまの時代に必要なのは,我慢できないほど,「これをやりたい!」と欲望する力です。我慢とは真逆の力。(堀江 p45)
ぼくの物事の進め方は,群れるよりもひとりの道,孤独な道を選べ,そのほうが得だということ。それに尽きます。(西野 p49)
彼らは皆,ぼくにとって重要なある一点で共通しています。それは,無根拠な勘でブレーキを踏まないこと。だから,彼らといっしょになにかをやるときも,サロンでなにかをやるときも,とにかく早いんです。(中略)(無根拠な勘でブレーキを踏む人の)なにが問題かというと,経験が溜まっていかないんです。(中略)経験の積み重ねだけが,勘の鋭さを磨きます。(中略)経験値の低い人の勘ほど意味のないものはないんです。(西野 p50)
座学というスタイルの中に,「行動するな」というメッセージが含まれてしまっているんです。(中略)そんな環境の中にいるうちに,「やりたいことを我慢する」ではなく,「やりたいことがない」に変わっていく。「欲望する能力」を失っていく。(堀江 p55)
本当に必要な知識が何かなんて,実際に行動しないと見えてこないものです。(堀江 p56)
けど彼らは「怒って」いました。感情で反応していました。なぜ感情的にならざるを得なかったか。ようは,怒っていた人たちは,その常識がどんなロジックで成り立っているか,本当はわかっていなかったんじゃないかと思います。(西野 p65)
ぼくから見れば,テクノロジーに抵抗を示す人たちは,機械になりたい人たち。それが経営者なら,人間を機械扱いしたい人たち。(堀江 p71)
「付き合え」って言ってくるやつに,優秀なやつはいません。だって,優秀な人のまわりには,言わなくても人が集まってくるものなので。(西野 p75)
上の世代の人は「他流試合に挑んできたものこそ一流だ」みたいなことを言うんですけど,(中略)それはその人たちのポジショントークです。その人たちだけに圧倒的に有利な屁理屈です。(中略)こちらにメリットのない理屈に付き合ってアウェイ戦をやる必要はありません。(西野 p78)
ひとつの仕事で一生を生き抜くなんて,天才にしかできない生き方です。野球のイチロー選手を想像してください。非凡というのはああいうことです。(堀江 p81)
たまたま,数十年前の高度成長期に,終身雇用が実現する「例外的な時代」がたしかにあった。厄介なのは,その時代を経験した上せだいがそれが「例外的な時代」だったことに無自覚だということです。(堀江 p85)
天才というのは,生まれ持った天性のなにかがあるということではないと思います。環境によって,天才にならざるをえなかった人たちなんです。(西野 p89)
なにか新しい才能がほしかったら,そういう環境に自分を追い込めばいいんです。設計図を書きすぎるというのは,これと真逆です。設計図を書いた時点で極端な環境はやって来ない。つまり,設計図を書くという作業は,自分が成長するチャンスを手放すことに等しい。(西野 p92)
人生とはなにか。人生とは単純に,時間のことです。まどろっこしい哲学なんて関係ない。(堀江 p106)
自分の時間を差し出すことで,服従を表現する文化も大嫌いです。社会学者の古市憲寿くんは,「手書きの手紙をよこしてくる編集者とは仕事をしたくない」と言っています。まったく同感。(堀江 p119)
三国志の故事に,「三顧の礼」ってあるじゃないですか。(中略)現代では反面教師にすべき故事成語です。(中略)俺が欲しければ同じことを言いに三度訪ねて来いなんてやつ,名軍師じゃない。バカです。(堀江 p120)
善意のバカは本当に嫌いです。本当にタチが悪い。(中略)自分がいいことをしていると信じて疑ってないから,なにを言っても耳を貸さない。(中略)最近だと,被災地に千羽鶴を送るというやつもまさに同じです。それ被災しえいる人にさらに迷惑を押しつけることにしかならないから・・・・・・と説明しても,それでも頑なに「これは善意。口出しされる筋合いはない」と開き直る人がいる。(西野 p123)
善意って,すごい強大な力を持っているんだと思います。(中略)なにが強大かというと,人を思考停止させる力が強大なんだと思います。(西野 p124)
独善的,つまり独りよがりの善っていう形容詞がありますけど,逆に,世の中に独善じゃない善ってどれくらいあるんですかね?(西野 p126)
常識やマナーに従うのもバカ。風紀委員みたいに,「マナーに従え!」と他人に口出ししてくるやつはもっとバカ。最上級のバカは,マナーを作るバカです。(中略)マナーなんてどこかのバカが作ったものです。(堀江 p132)
将来あれをやるために,いまこれをする。つまり未来から逆算して現在を生きているとき,それは「真の現在」ではない。未来に縛られた現在なんて,偽の現在だと。(中略)最後に死ぬときから逆算して現在を生きるなんて,ぼくはぜったいにやりたくない。ぼくに言わせれば,そんなのは,死に縛られた生き方です。(堀江 p154)
出版のオファーをもらえるのはありがたいことだから,書籍を通して,自分なりの考え方を,これまでも何度も伝えてきています。ただ毎回ジレンマを感じるのが,ぼくが言っていることは,実際の行動が伴わなければ意味がないということ。だから本なんてよんでないで,いますぐいっしょに動こうぜ!という言葉がいつも喉元まで出てくる。(堀江 p165)
行動が伴わない人の思考は浅いんです。(中略)バカ以下というか,無です。存在以前。(堀江 p167)
行動することは,いま現在を生きていることの存在証明です。過去も未来も見ずに,行動してください。そうやって,存在してください。(堀江 p168)
頭がいいということは,速いということなんです。(中略)人間の頭のスペックなんて,東大卒だろうが中学卒だろうがそんなに差はないんです。地頭力なんて幻想。人間な時点で人間に可能な程度の振れ幅しかない。(中略)だからこそ,余計な思考を捨てることが即,頭のよさにつながるんです。(堀江 p179)
大学1年のころ,同級生といっしょにヒッチハイクに挑戦したことが,重要な経験をもたらしてくれました。(中略)実際断られる。ほとんどはそうだった。けれども,10回やるとひとりは「乗れよ」と言ってくれた。「断られるかもしれない」と何度考えてもその時間は無駄で,大事なのはその1回の「乗れよ」に早く出会うこと。そのために必要なのが,バカになることだった。(中略)小利口だったぼくは,バカになった。(堀江 p212)
「ほかの人がやったことのないことをして自分の個性を確立したい」とか言い出す。その発想自体がもう,没個性。発想力がないから,みんな揃いも揃って,インド行っちゃったりする。(堀江 p215)
個性とは,あなたがなにかをやりたいと思う気持ちです。そして,あなたのやりたいという気持ちに,理由なんて必要ありません。あなたが存在することに理由なんて必要ないのと同じです。(堀江 p216)
未来を考えず現在だけを生きろといのは,「死」の存在を無視しろということでもあります。お前なんか関係ねーよって,死を突き放しているんです。(堀江 p222)
真似することは,個性を育てるんです。いいと思ったことは,好きに自由に,真似る。パクる。人と違うことをしなければと考える「自分探し」とは逆の道ですね。(堀江 p225)
情報は,自分自身が行動することによってしか集まってきません。だから行動するし,そのことでよりたくさんの情報を集めようとしている。情報があればもっと行動できるから。(西野 p232)

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