書名 おいしい時間をあの人へ
著者 伊藤まさこ
発行所 朝日新聞出版
発行年月日 2019.03.30
価格(税別) 1,600円
著者 伊藤まさこ
発行所 朝日新聞出版
発行年月日 2019.03.30
価格(税別) 1,600円
● アフィリエイト狙いのブログ的な,広告記事かと感じた部分が全くないわけではない。が,自身が一度も試したことがなく,じつはさほどに旨いと思ってもいないのに,人には勧めるというのは皆無。
これだけのものに生活の中で触れてきたのは,仕事がらという以上に,本人の志向の産物でしょう。
これだけのものに生活の中で触れてきたのは,仕事がらという以上に,本人の志向の産物でしょう。
● 以下にいくつか転載。
薔薇柄が印象的なパッケージは,義政氏の弟,義信氏によるもの。(中略)おいしさはもちろんだけれど,見た目も重要!と感じる瞬間です。(p12)
この味を家でも・・・・・・と思って自分でも作ってみたのですが,なかなかこうはならない。(p46)伊藤さんでもそういうことがあるんだから,ぼくがそうなのは全然恥ずかしいことではないのだな。ただ,自分でも作ってみたくなるその対象が,伊藤さんとぼくとではかなり違うはずだが。
おいしいカフェオレの条件は,できるかぎり濃度の高いコーヒー少量を,たくさんの牛乳で割ること(p78)
新鮮な素材は手を加えないでそのままで十分おいしい。だから料理がどんどんシンプルになっているんですって。(p98)
このシベリア(お菓子の名前)のために,ご主人なんと夜中の12時から仕込みを開始するのだそう。「お客様が楽しみにしていてくれますから」の言葉に頭が下がったのでした。(p141)
そうか,プレゼントし甲斐のある人っているけれど,その人にとって私がそういう人なのか。うれしいなあ。(p156)
外食が続いたり,海外へ旅をしたりした後は,必ず白いごはんとこの昆布。胃が整うのはもちろん,心まで整うすばらしい味。日本人に生まれてよかったなぁと思う瞬間です。(p160)胃が整うのはわかるが,心まで整う? 本当か。そういう味がこの世にあるのか。

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