読書で人生が変わるなどということは,まずもってないものでしょう。読書が人を賢くすることも,たぶん,ないと思います。 読書は安価でお手軽な娯楽であり,時間消費の手段です。それでいいというより,娯楽でない読書は可能な限り避けたいものです。 娯楽としての読書があれば,老後もなんとかしのげるのではないでしょうか。というか,しのげると思いたいわけですが。
2012年12月28日金曜日
2012.12.28 矢部智子 『本屋さんに行きたい』
書名 本屋さんに行きたい
著者 矢部智子
発行所 アスペクト
発行年月日 2009.05.07
価格(税別) 1,600円
● これもセレクトブックショップやブックカフェの紹介本。島根県松江市にある「artos Book Store」が紹介されてて,この種のお店は地方では無理と思いこんでいた,こちら側の独断と偏見を砕いてくれたのが,ちょっと嬉しかったりする。
こうした業態のお店がともかくも存在している松江って,すごいのかも。
● 本屋をコミュニケーションの場にしたいっていう店主の発言がけっこう出てくる。実際には難しいんだと思うんですよ,これ。コミュニケーションのあるところ,トラブルあり。トラブルの坩堝に突っこんでいく覚悟がないとなかなか。
それをやれている人は尊敬に値する人ですよ。たぶん,自分には無理だと思うので。
● 「New Standard of Japaniese Bookstores」という英語の副題が付いている。実際,5年,10年と続いているお店があるわけだから,これでいいんだけれども,さりとてこのスタイルがこれからも続いていくのかどうか。
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