著者 浅見帆帆子
発行所 世界文化社
発行年月日 2013.04.01
価格(税別) 1,200円
● 副題は「いつでも宇宙につながっている」。著者が伊勢神宮を素材に自分の人生観,人間観を語るという趣向。たとえば,次のようなもの。
あなたが神社を訪れるとき,そこでなにを感じるかに正解はありません。 こういうことを感じたから素晴らしい,感性がある,というようなことではなく,あなたの自由です。 もしかしたら,その場所(神社)ではなにも感じないかもしれないし,日常生活に戻ってからふと思いつくことがあるかもしれない・・・・・・そのすべてに意味があり,今のあなたに必要だから「そう感じている」のです。(p16)● 著者自身がモデルになったグラビアページも多数あり。著者のファンが多数いる。そのほとんどは女性だと思うんだけど,このグラビアも需要があればこそ,掲載されているわけだろう。
● 伊勢神宮のあれこれについても手際よくまとめられている感じ。神宮のガイドブックとしても充分に参考になるもの。
著者の言っていることが荒唐無稽だとは思わない。真偽の証明はできないけれども,これを荒唐無稽とするなら,伊勢神宮も神道もキリスト教も荒唐無稽と断じなければならない。たとえ偽であっても,人間の脳はそういうものを欲するようにできているのだと考えた方が腑に落ちる。
● ただね,自分の過去世について,具体的にこうだったと書かれているところがあって,こういうのを読むと,さすがにちょっとなぁと思わないでもない。
あとから,私の過去世がエジプトにあることを知り,どうしてエジプトに心惹かれるかがわかりました。(p26)
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