書名 人は死ぬから生きられる 脳科学者と禅僧の問答
著者 茂木健一郎
南 直哉
発行所 新潮新書
発行年月日 2009.04.20
価格(税別) 680円
● エキサイティングな対談。ゾクゾクした。すごい人たちがいるものだと思った。特に,南直哉さんの迫力に気圧される思いがした。
しかし,だからそれによって自分の何かが変わるということはない。ここが読書の限界で(ぼくだけのことかもしれないけど),読んでそれで終わる。
● 読書とはつまり消費であり,娯楽であって,こういうお手軽な行為にそれ以上の意味や効果を求めるのは,たぶん,図々しいってことになるだろう。
中学生や高校生だったら,自分を変える本というのに出会えるのだろうか。その頃は,ぼくは読書をしない生徒だったので,そういう本との出逢いは体験したことがないのだが。
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