編者 北條 豊
発行所 株式会社アスク
価格(税別) 381円
● 発行元の(株)アスクは長野市の会社。松本版,新潟版,長野版,金沢版,軽井沢版がすでに出ているらしい。
「郷土の歴史文化と四季の旬の感動を伝える」とあるが,こういうものは地元で生まれ育った人よりも,よそ者(?)の方がわかるものなのかもね。
● 内容は飲食店の紹介と,宇都宮の風景。だいぶ昔の宇都宮の大通りや二荒山神社の写真も掲載されていて,これがけっこう楽しめる。
けれども,これ,創刊号が最終号になったりしないかねぇ。だいぶコクが詰まっていると思うんだけど,これを続けるだけの題材を探すのは相当に難儀だろうからね。
● オトワレストランの音羽和紀さんと明治屋の稲葉敏明さんのインタビューが掲載されている。
稲葉さんは「庖丁式」の伝承者であるらしいのだが,「庖丁式の格式を守るため,秘伝の技術や作法が多く,私はもちろん長年,稽古を積んだ師匠や先輩達ですら教えてもらえない事や知らない事が数多くあります」という。
もし本当にそうなら,「庖丁式」ってつまらないもんなんだろうなと思ってしまうんだけどね。
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