構成 梅澤眞己枝
発行所 講談社
発売年月日 2012.04.19
価格(税別) 1,333円
● 講談社の「Disney in Pocket」シリーズって,ガイドブックの類ではダントツに売れているのではないかと思う。何せ,シリーズのそれぞれについて,年ごとに改訂版を出せるんだからね。それがその都度,売れるわけだろうから。
もちろん,売上げのかなりの部分をオリエンタルランドに上納しているんだろうけど。
● 昔,東京ディズニーランドに入り浸っていた時期がある。たぶん,トータルで2百回くらい行っている。年パスホルダーだった時期が3年間あって,その当時は年に50日は舞浜で過ごしていた。
何だかんだいって,ディズニーランドのアトラクションはよくできているし,ショーやパレードの水準もお金を取れるものだよね。
これらをひっくるめて,1日約5千円(当時)で楽しめるんだから,ディズニーは安いと思っていた。ぜんぜん子供だましじゃないじゃん,大人もだましてくれるじゃん,ってね。
● ところが,最近はバッタリ行かなくなった。子供が大きくなったことがひとつ。こちらが年を取って,動きが鈍くなったことがひとつ。何より,もういいやっていう気分になっていることが大きい。
とはいえ,ちょっと気にはなっててね。アトラクションはともかく,ショーがね。特に,シーの方ね。「レジェンド・オブ・ミシカ」を除いて,ほとんど見たことがないので。
● ディズニーは永遠に完成しない(させない)わけだから,今のTDRがどうなっているのかを,本書をザッとながめて確認。といっても,最新版は“2014-2015”なので,ちょっと古いんですけどね。
シーに「トイ・ストーリー・マニア!」ができたほかには,あまり大きな変化はないようですね。ランドの「キャプテンEO」も新たにできたものですか。これは見てみたい。
「ミニー・オー! ミニー」や「スーパー・ドゥーパー・ジャンピンタイム」は見ているはずなんだけど,記憶にない。ちゃんと見ておきたいかな。
● ホテルに関しては,ディズニーホテルはミラコスタに泊まったことがあるだけなんだけど(一度はポルト・パラディーゾ・サイドのテラスルームが取れた),ホテル単体として見ると,ハードもソフトもそれほどのものとは思わなかった。
ぼくが泊まったのは5周年のときだったから,だいぶ前だけど,すでにけっこう傷みが出ていたようだ。特に水回り。ひょっとして,工期に間に合わせるために,だいぶ無理をしたのか。
なので,ホテルはオフィシャルがいいと思っている。といっても,シェラトンかオークラに限る,というのが個人的意見。
(追記 2014.01.18)
「シェラトンかオークラに限る」を訂正。
ヒルトンに泊まる機会があったんですけど。ヒルトン,良くなってました。いや,以前から良かったのを,こちらが感じ取れなかっただけかもしれない。客室もすこぶるカンファタブル。高校生になるムスコは,女性スタッフが美人ばかりだと驚いていました。
「ザ・スクエア」って,前はもう少し暗ったくなかったでしたっけ。場所も今のところでしたか。要するに,使いやすくなっていると思いました。
ホテル価格ではない市中価格のコンビニ(「生活彩花」)があるのは助かる。舞浜駅の「NEW DAYS」であれこれ買いこまなくてすむ。ホテルの売上げにできるだけ協力したいとは思うけれども,そうも言ってられない場合もあるので。
館内に立派な喫煙室もある。愛煙家は員数外の扱いをされないでホッとしているかも。
大昔はロビーに鉄道のジオラマがあって,小さかったムスコを連れて行ったものです。それはだいぶ前になくなっている。「スターバックス」が入っていた時期もあったけど,今はそれもなし。ホテル側もいろんな試みをしているんですな。
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