書名 増補 21世紀の国富論
著者 原 丈人
発行所 平凡社
発行年月日 2013.09.25
価格(税別) 1,500円
● 原丈人さんを初めて知ったのは,「ほぼ日」での糸井重里さんとの対談だった。こんな人がいたのかと思った。
将来はどうなるかを独自の見方で突きつめ,それと現状をつないで骨太の戦略をたて,しぶとくグイグイと進んでいく。構想力も人並はずれているんだけど,実務力というか,現状への働きかけが巧みで,しかもあくまで粘り強い。
● 慶應大学法学部を卒業したあとの経歴も破格すぎるほどに破格。いわゆる日本人のイメージには収まらない人。
これほどの馬力がどこから出てくるのか。志の高さだってことになるんだけど,ではその志の高さはどこから来るのか。脳そのものは,ぼくもそんなに違わないはずなんだけどね。
● ともあれ,この本の1,500円はかなり安い。ここまで楽しませてもらって,この値段では申しわけない。
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