書名 テリーヌブック
著者 伊藤まさこ
坂田阿希子
仁平 綾
撮影 ウガイタケヒト
発行所 パイ インターナショナル
発行年月日 2012.06.15
価格(税別) 1,600円
● テリーヌとはそもそもどういう料理のことか。著者たちも議論しているが,はっきりした定義はないようだ。
もともとは「フランス料理で使う,釉薬をかけたテラコッタ製の蓋付きの土鍋,あるいは壺・鉢・深皿」のことを言う。それを使った料理もテリーヌと呼ばれるらしい。(wikipedia)
その容器を使っていれば,ゼリー寄せのようなものもテリーヌと呼んでいいのかどうかは,ま,不明。
● 本書はそのテリーヌの写真集。定義をゆるく解釈して,いろんなテリーヌが登場。巻末にレシピも。
家庭ではなかなか作られない料理に属するだろう。だいたいは外で食べるものだ。オードブルで出てくることが多いですな。
それを自分で作ろうってんだから,著者たちはテリーヌに思い入れがあるわけだ。
● 料理って多くがそうなんだろうけど,思いとか工夫とか創造を込めることができるんでしょうね。それを込められるっていうのは,自分が食いしん坊であるにとどまらず,自分以外に食べさせたい人がいるからでしょ。
愛情を豊富に持っていることが料理上手への第一条件なんでしょう。ぼくはまったく料理をしないので,想像で言ってるんだけど。
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