著者 小山龍介
発行所 東洋経済新報社
発行年月日 2010.12.16
価格(税別) 1,500円
● この本が出てから5年がたつ。ひょっとすると,すでに古くなっているところがいくつもあるかもしれない。
● 自分はネットやクラウドやデジタル器機をほとんど使いこなせていないんだなということがわかった。ほんの初歩的な一部を利用しているだけなのだな,と。
かといって,では本書で紹介されているHACKを取り入れようとも思わなかった。せめてこのブログは“ブクログ”に移行させようかと思ったけど,たぶんしないで終わるだろう。
● デジタル利用のための投資を惜しみすぎているかもしれない。もっとジャンジャン使わないとだめか。特に,通信器機。ここにもっと投資をすれば,格段に使い勝手が改善するのかも。
今の自分の使い方で,デジタルの使い勝手を判断してはいけないのかもな。
● 以下にいくつか転載。
ロジカルシンキングの場合,ものごとを分けようとするため,新しい組み合わせを見つけにくい。イメージ思考は課題全体を広く,直観的に捉えるため,この「新しい組み合わせ」を見つけやすいのです。(p214)
情報を無意識へとインプットするためには,エピソード記憶が大きな役割を果たします。読書をするときでも,映画を観るときでも,漫画を読むときでも,そして仕事や人生において何か経験するときにも,どれだけ心を動かされるかが重要なのです。(中略) しかめっつらしてビジネス書を読んでも,アウトプットの役にはたたないかもしれません。頭で覚えたことは,分析には使えても,創造にはつながりません。(p218)
まず紙のノートに記録をとり,そこから重要なところをあとからデジタルで入力する。一見,手間に感じますが,このほうが実は,情報を活用する上で効果的。紙に手書きで記録することで,脳に記憶されやすいという効果があるからです。(p236)これはぼくもそうしている。たとえばポメラを使って,ダイレクトにデジタル入力したほうが手っ取り早いかなぁと考えることもあったんだけど,身体がそれを望んでいないような気がしていた。
背中を押してもらった感じ。
使い終えたあとのノートは,スキャンしてクラウド保存しています。(中略)いつでもどこでも閲覧できるようクラウド化することにしました。(p238)
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