著者 梶 洋哉
発行所 朝日新聞社
発行年月日 2007.01.30
価格(税別) 1,600円
● 銀座に店を張る職人さんをインタビューして1冊にまとめたもの。職人といっても喫茶店のコーヒー職人(?)やバーテンダーも含む。
● 栃木に暮らすぼくには,銀座は遠くから憧れるだけの場所。にもかかわらず,こうした銀座本を読むのは,世界にあるものはすべて日本にもあって,日本にあるものはすべて栃木にもある,というテーゼ(?)を確かめたいからだ。
ここで紹介されている店や職人は,栃木にもあるはずだと思っているのだ。同等の水準ではないにしても。
で,栃木の中の銀座的なるものを探すよすがになれば,と。
● ひとつだけ転載。
銀座という街はね,路地がそこらじゅうにあって迷路のようだと思われていますけど,店が精進を続けていれば,イイモノはピンポイントでお客さまが探し出してくださる場所なんですよ。銀座にやってこようという方は,本物を嗅ぎ分けるものさしを備えておられたのではないか,私はそう思います(p153)
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