著者 コグレマサト
まつゆう
発行所 インプレス
発行年月日 2019.09.01
価格(税別) 1,600円
● “note”の解説書というか紹介本。最後まで読んでみても,noteがどんなものなのか,イマイチよくわからない。noteはいくつか読んだことがあるし,有料noteを購入したこともあるのだが。
課金できるブログ? SNSとブログの中間のようなもの?
● 現時点では,しかし,ブログから乗り換えようとは思わせない。つまり,ブログを何のために書いているのかという問題だ。人に読んでもらうためか,自分用のアーカイヴを整えるためか。
ぼくの場合は後者に力点がある。この場合,noteより旧来型のブログの方が扱いやすそうなのだ。
● 何をどう書けばいいかというガイドに関する記述も多い。これは「よい子の皆さん・・・・・・」という感じ。特に目新しいところはないような気がした。
副題は「楽しく続けるクリエイター生活」。プロ御用達という感じ?
● 以下にいくつか転載。
「読者は読み急いでいる」ということを頭の片隅においておくと,どうやって文章をつづっていけばいいかというヒントを得やすくなるはずです。(p59)
SNSも含め,これだけ読むものがたくさんある時代ですから,読み飛ばし前提で文章を書く技術というのも求められているのかもしれません。(p61)
SNS全盛の時代なので,タイトルで結論まで言い切り,さらに詳しく読んでみたいと思われることが大事なのだといえます。(p64)
書いた記事は,ぜひご自身のSNSにシェアしてください。そのときには,タイトルとURLだけをシェアするのではなく,記事の要約やコメントなども合わせて投稿するのがおすすめです。(p88)
SNS時代は出し惜しみをしない,というのもキーワードの1つといえるでしょう。(p89)
日常生活というのは,少し視点を変えると,実はネタの宝庫なのです。少しでも楽な満員電車の乗り方を日々実践していればネタになります。(p164)
気になることがあったら写真を1枚撮っておくと,あとからnoteを書くときに役立ちます。メモにもなるし,アイキャッチにもなります。(p165)
もっとも執筆の効率がよいのは,元気な状態で早起きしているときなのです。とにかく筆が進みます。(p179)
Twitterの先にnoteがあるんですよね。(p216)
とにかく書くこと,書くことでインターネットに存在すること,そして書き続けることで存在感が増していくことが,noteのみならず,インターネットでの作法として大事なことだと考えています。(p220)

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