著者 高塚苑美
発行所 SBクリエイティブ
発行年月日 2017.10.17
価格(税別) 1,400円
● 手帳術とかノート術の本を読むのが趣味。が,そういうものが役に立つかといえば,立った記憶はない。
複数の手帳を使っている人は,手帳を使うことが趣味なのだろう。悪いことじゃない。
● 以下にいくつか転載。
使える時間をすべてアポイントやタスクで埋めていくのは,まさに,お給料すべてを使い切っている計画性のない人ということになります。(中略)手帳は,自分の時間を可視化することで持ち時間を把握し,スケジュールを「埋めないこと」を前提に使うもの。(p21)
生産性の高い人の手帳には共通点があります。それは,手帳の中身がシンプルなこと。(p24)
その方は,「僕はね,毎年同じ手帳しか使わない」と,手のひらサイズのコンパクトな手帳を開きながらこう言いました。大体さ,予定って見たこともないようなものは入らないから,ほどんとは繰り返しでしょ。趣味だって,もう年間でこれだけって決めてあるから,予定を管理するって言ったって,これくらいでいいんだよね」(p26)
大事なのは,予定が埋まるのを待つのではなく,予定を自分で決めることです。(p62)
私にとって手帳とは時間を管理するものでした。それが,3ヶ月後からの逆算で手帳に書き込むようになって,「手帳=自分の行動を管理するおの」という捉え方に変わったのです。(p64)
超一流が同じ型の手帳を使い続けるのは,大きく2つの理由があります。1つ目は,買い換えるために費やす時間そのものが無駄ということ。2つ目は,昨年の自分との比較をするためです。(p85)
私の好きな言葉に,TTP(徹底的にパクる)という言葉があります。(p96)
3分以内で終わるものはその場で終わらせてしまう(p99)
上手くいかなかったときに反省するのではなくて,上手くいったらそのプロセスを振り返る(p115)
男女問わず,素敵な人は筆まめだなと感じます。(p123)
超一流が大きな仕事やプロジェクトのハンドリングができるのは,タスクレベルまで分解する力があり大きなゴールだけを示されても,頭の中でプロセスを描き,それを可視化して工程にすることができるから。(p147)
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