書名 世界の美しい学校
発行所 パイ インターナショナル
発行年月日 2019.04.19
価格(税別) 1,850円
● 日本からは東大(本郷),一橋,同志社,立教,神戸女学院の5つが紹介されている。欧米にはホテルや宮殿を校舎にしているところもあるし,天井画が描かれたバロック様式ホールなんてのもあるけれど,まぁ日本程度でいいんじゃないのと思ってしまうのは,ぼくが日本人だからだろう。
● すでに大学も図書館もパソコンやスマホの中に存在するといっていいのだろう(日本語文献はまだまだなのだろうけど)。大学のコンテンツは,個々具体の大学以上ものが,すでにネット上にある。
勉強をするつもりなら,大学に行くのは時間とお金のムダかもしれない。図書館と書店とネットを使って独学する方が,少なくとも文系の場合は,大学に行くよりずっとコストパフォーマンスはいいだろう。
● 大学の建物は建物自体を作品として味わえばいい。そこに4年間在籍して何かをするところではなく,鑑賞の対象。
大学というと年輩者にとってはまだまだ青春の代名詞的な存在で,キャンパスという言葉にノスタルジーを感じてしまうところがある(ぼくにはある)。しかしながら,ノスタルジーはノスタルジーにとどめておくのが良い。
0 件のコメント:
コメントを投稿