著者 瀧澤信秋
発行所 イースト・プレス
発行年月日 2018.03.118
価格(税別) 1,300円
● ホテル業界もどんどん変わっているのだろう。新しい経営者が登場したり,個別ホテルの業態が変わったり。
ので,自分の頭の中にある情報もバージョンアップしておいた方がいい。ま,自分が泊まるホテルは限られているので,バージョンアップの効果はいたって限定的なんだけど。
● この本で気になったホテルは2つ。「パセラの森 横浜関内」と「ホテル&スパアンダリゾート伊豆高原」。いずれもオールインクルーシブ。根が貧乏性なものだから,こういうものに惹かれるのだ。
でも,オールインクルーシブ的なものは地元に「サンバレー那須」があるし,あとはもっぱら東京のホテルにしか泊まらないと思うから(都内のシティホテルは競争にさらされる度合いが高い分,サービスも洗練されていると感じる),気になるだけで実際にこの2つに泊まることはない。
● 以下にいくつか転載。
ホテル業界で問題視されているのが,直前になるほど安売りする傾向。閑散期により多くみられる傾向であるが,繁忙期でも当日安くなっているのを時々みかける。(p104)
繁忙期のホテル予約時,いつ確認しても満室続きという中で,直前に空室が見つけられることがある。経験則でいうと宿泊希望日の4日前というタイミングだ。3日前からキャンセル料が発生する規約のホテルは多く,直前の4日前にキャンセルする人がいるということだろう。また,当日の昼から午後3時あたりもポイントだ。(p104)
レジャーホテルとは一般に「ラブホテル」と呼ばれてきた業態だ。(中略)基本的にパブリックスペースという概念がなく,客室で過ごす時間の充実度がポイントになる。(中略)客室で快適に過ごすためのあらゆる工夫が詰まっている。(中略)ある外資系ホテルで1泊100万円を超えるスイートルームを取材した時のこと。担当者が「こちらのスイートルームには浴室になんとサウナがあります!」と自慢げに話していたが,客室にサウナがあるといえばレジャーホテルでは定番。(p133)
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