読書で人生が変わるなどということは,まずもってないものでしょう。読書が人を賢くすることも,たぶん,ないと思います。 読書は安価でお手軽な娯楽であり,時間消費の手段です。それでいいというより,娯楽でない読書は可能な限り避けたいものです。 娯楽としての読書があれば,老後もなんとかしのげるのではないでしょうか。というか,しのげると思いたいわけですが。
2012年11月17日土曜日
2012.11.16 清野恵里子 『樋口可南子のいいものを,すこし。その2』
書名 樋口可南子のいいものを,すこし。その2
著者 清野恵里子
浅井佳代子(写真)
発行所 集英社
発行年月日 2011.12.06
価格(税別) 1,800円
● 続編の本書は5つの章立て。紹介している個人,お店は次のとおり。
1 作るということ
伊藤佐智子 ファッションクリエイター
髙野雅子 ファッションクリエイター
西田信子(東京・渋谷) 革バッグ制作
村田 森(京都) 陶芸家
戸田敏夫(東京・根岸) 江戸指物師
「山田松香木店」(京都) お香
「カガミクリスタル」(茨城・竜ヶ崎) クリスタル製品
「福永紙工」(東京・立川市) 紙工作
2 食をめぐって
「パパ・アントニオ」(東京・渋谷) イタリアン
「パーラー・ローレル」(東京・世田谷) 洋菓子
「エストパニス」(東京・田園調布) パン
「凡味」(東京・人形町) 梅の甘煮
「鮒佐」(東京・浅草橋) 牛蒡の佃煮
3 懐かしい時間
東京タワー
都電荒川線
4 美を訪ねる
古美術店「ロンドンギャラリー」(東京・六本木)
原美術館(東京・品川)
黒田記念館(東京・上野)
高麗美術館(京都)
杉本歌子邸(京都)
三溪園(横浜)
銀座「和光」
5 旅の空,出会いの喜び
琵琶湖
ソウル,瑞山
● ここに登場するのは,ぼくには苦手の分野。まず,語彙がわからない。ここに登場する品々を与えられても,ぼくにはその良さはわかるまい。
自分が野人であることを認識するために読んだようなもの。
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