書名 ロードバイクQ&A
著者 高千穂 遙
発行所 小学館
発行年月日 2012.02.28
価格(税別) 1,300円
● 片道約30キロを自転車通勤したことがある。増加がやまない体重を何とか抑制するための最後の手段として採用した。
2年前の転勤で電車通勤になったために,短い期間で終わった。通勤で乗らなくなると,自転車に触ることは休日にもまったくなくなった。億劫さが先に立ってしまってね。
● 本書は,ロードバイクについての初歩的な疑問に答えるという体裁のものだけれども,そこは高千穂さんが書いているんだから,読むだけでも面白く読める。
● ロードバイクの場合,ポジションが大切になる。骨盤を立てて背中を丸め,いうところの「ラクダのこぶ」を作るのがいいと言われることが多い。エンゾ早川さんなんかが力説してやまないところだ。
が,著者は骨盤を倒して背中をまっすぐにする「やまめ」式を採用。要するに,これでなきゃダメというものではないらしい。
● 初心者がネットや通販で自転車を買うのは戒められる。必ず故障する。そのとき,ヨソで買った自転車を丁寧に直してくれるところはないんだよ,ってこと。
実際,高価なロードバイクを通販で買うのは勇気がいるだろう。リアルの販売店で買いたいと,言われなくたって思うだろう。
● でも,ぼくはいきなりネットで買った。パンクは自分で直せるようになるし,ブレーキシューの交換も誰でもできる。あとは直さないでそのまま乗りつぶす。そういう方針。
ただし,買ったのは極安品。放置したところで盗むやつはいないだろうと思えるようなもの。
0 件のコメント:
コメントを投稿