書名 家事のニホヘト
著者 伊藤まさこ
発行所 新潮社
発行年月日 2012.12.20
価格(税別) 1,500円
● 初出は「芸術新潮」。「生活はアートである」というフランスの俚諺が紹介されているんだけど,アートであるためには手間暇を惜しまないことが大切なようだ。骨惜しみをしないこと。
というのは,伊藤さんの本を読むたびに思わされることだけど。
● 彼女の言葉でいうと「もやり」。「ふだん目が行き届かなかったり,じつは分かっているんだけど見て見ぬふりをして,やりすごしている場所,そこに澱んだ空気」(p11)のこと。
これを解消するには,掃除しかない。「もやり」というのはとてもよくわかるし,対策は掃除しかないというのもわかるんだけど,やってないなぁ,オレ。
● 仕事を持ちながら,娘の洋服を手縫いしてたんだもんなぁ。思いが深いんだろうなぁ。暮らしの達人というのはいるものだ。
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