著者 立川談志
発行所 新潮社
発行年月日 2014.11.21
価格(税別) 1,500円
● 自身を評して「感情が激しく,それが外に向かってそのまま表れ,行動につながる人間」(p91)と言っている。
● 先日読んだ伊集院静さんもそうなんだけど,立川談志も色川武大さんを師としている。色川さんの作品は,昔,あらかた読んだ。阿佐田哲也の名前で出したものは,すべて読んでいると思う。
あらかたというのは,亡くなる数年前からだいぶ著作が増えたような気がするんだけど,その中にまだ読んでいないものがある(ただし,全部持っているはずだ)。
読むだけなら誰でもできるんだけど,ともかく読んでみなきゃ。立川談志がこれほどまでに言っているんだから。
● あと,手塚治虫。
ぼくの場合,連載時に読んだのは『ブラックジャック』くらいか。ガーッと読んでいきたいですね。
● ふたつほど転載。
ウケる咄をあまりは演りたくないと思うと,その咄があまり受けなくなるものでもあるのだ。(p161)
落語ってのは,作品を上手に語るんじゃなくて,そういう常識化されていないことを入れていくのが本筋じゃないかと思うんだ。(p218)
0 件のコメント:
コメントを投稿