書名 人気鉄道でめぐる世界遺産
著者 櫻井 寛
発行所 PHP
発行年月日 2013.05.02
価格(税別) 1,300円
● 鉄道+世界遺産。どちらも著者による達者な写真で楽しめる。たぶん,だいぶ写真のストックがあって,それを有効に使えたのではないだろうか。
でも,どちらかというと,世界遺産よりは鉄道の比重が高い。それが本書のいいところ。世界遺産には一抹の胡散臭さも感じているのでね。
● LCCがどんどん普及していけば,長距離運行の鉄道は経営が苦しくなるだろう。営業廃止もけっこう出てくるのではないか。
日本の新幹線や寝台特急のみならず,ヨーロッパも同じで,本書でもたっぷり登場するフランスのTGVのような高速で長距離を結ぶ鉄道も,ひょっとしたら存続が厳しくなるような事態に見舞われないとも限らない。
● ぼくがこれから外国の鉄道に乗って世界遺産を見に行くというのは,ちょっと想定しずらいので,ま,どうでもいいやってことになるんだけども,それでも個人的には鉄道に頑張ってもらいたい。なんだかんだ言って,乗り物の中では鉄道が一番好きなクチだから。
ま,乗り物は全部好きなんだけどさ。
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