読書で人生が変わるなどということは,まずもってないものでしょう。読書が人を賢くすることも,たぶん,ないと思います。 読書は安価でお手軽な娯楽であり,時間消費の手段です。それでいいというより,娯楽でない読書は可能な限り避けたいものです。 娯楽としての読書があれば,老後もなんとかしのげるのではないでしょうか。というか,しのげると思いたいわけですが。
芸大の先生に「どういう学生が一流の芸術家になれますか」と聞きました。1つは,既成の概念にとらわれず,いろいろなことをやれる人です。これが「トライ」です。 もう1つは,自分の好きなことをやっている時に,先生や仲間のアドバイスに対して,「ああ,そうか。これはひとりよがりだったかな」と,素直に聞ける人です。(p101)
0 件のコメント:
コメントを投稿