2020年6月4日木曜日

2020.06.04 『ウォルト・ディズニーの言葉』

書名 ウォルト・ディズニーの言葉
発行所 ぴあ
発行年月日 2012.03.14
価格(税別) 1,200円

● ディズニーはコロナの影響を正面から受けている起業のひとつだろう。もちろん,持ちこたえるに違いないが。
 舞浜のTDRにはバッタリ行かなくなって,10年近くになるか。その間,香港には何度か行ったけれども,今後はそれも難しくなりそうだ。行かなくても命に別状はないわけだけどね。

● 以下にいくつか転載。
 今,我々は夢がかなえられる世界に生きている。(p8)
 とにかく中に入り込むんだ。選ぶのではなく,中に入る。まずは一部となって,そこから上を目指してみるんだ。(p23)
 誰にでも締め切りが必要だ。締め切りがなければ気持ちが緩んでしまう。(p58)
 ビジネスマンって連中は,話を聞かないんだ。だから何か一目で分かるような物を見せなきゃならない。(p60)
 前衛的なものはやめといたほうがいい。商業主義でいくんだ。アートとはそもそも何か。要するに大衆が好むものだ。だから彼らがほしいと思っているものを与える。商業主義に徹して悪いことは何もない。(p67)
 ほかの連中は知性に訴えようとするが,僕たちは感性に訴えている。知性に訴えようとしたら,ほんの一握りの人たちにしか届かない。(p69)
 私は6歳の子どもであれ,60歳の大人であれ,すべての人が心の中に持っている“子ども心”に響く映画を作る。(p75)
 仕事をうまくこなすためには,やってあげたいと思う誰かがいることが大切である。人生の素晴らしい瞬間というのは,自分ひとりのためよりも,愛する者たちのために行ったことに結びついている。(p81)
 ディズニーランドには終わりがなく,常に発展させ,プラスアルファを加え続けられる,つまりは生きものだ。生きて呼吸しているから常に変化が必要なんだ。(p93)
 ゲストに対しては,いつも少しでも付加価値を与えてあげるんだ。投資の価値はあるよ。もし人が来なくなってしまったら,また来てもらうには十倍の費用がかかってしまうのだから。(p102)
 お金は,それがないとアイデアを実行できないので,私を悩ますからもしれないが,夢中にはさせない。私を夢中にさせるのはアイデアだ。(p109)

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